「秋場所」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「秋場所」の意味とは
秋場所とは、九月に東京の両国国技館で興行される、大相撲の本場所、九月場所のことです。
夏の巡業後の秋場所では、力士が大きく成長し、強い力士に化けることも多いとされています。
なお、俳句で「相撲」は秋後の季語として使われます。
「秋場所」を含む本場所
本場所は、日本相撲協会が開催し年に6回開催する大相撲の興行です。
力士にとっては技量審査でもあり、本場所の結果をもとに番付の昇格、力士報奨金への加算が行われます。
また、本場所での取り組みは公式戦とされ、本場所の通算成績を採用しています。
昭和33年から、本番所は年間6回の開催となりました。
入場券にはマス席、椅子席、ボックス席が販売され、マス席には座布団が敷かれています。
本場所以外でも、「巡業」があり、ファンとの触れ合いを行いながら相撲を取ります。
ただし巡業の取組はあくまで余興のため、勝敗は番付には影響しません。
なお、巡業は春・夏・秋・冬の年間4回行われており、全国各地を回り開催されます。
一月場所
初場所とも呼ばれ、1月の第1または第2日曜日に東京都墨田区の両国国技館で行われます。
中日八日は、天皇が大相撲を観戦する「天覧試合」になることが多いようです。
三月場所
春場所、大阪場所とも呼ばれ、3月の第2またはは第3日曜日に大阪府立体育館のエディオンアリーナ大阪で行われます。
6場所の中で、初土俵を踏む新弟子が多いとされています。
五月場所
夏場所とも呼ばれ、5月の第1または第2日曜日に東京都墨田区の両国国技館で行われます。
2020年の五月場所は、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言発出のため、中止されました。
七月場所
名古屋場所とも呼ばれ、7月の第1または第2日曜日に愛知県体育館のドルフィンズアリーナで行われます。
6場所の中で、一番最後に本場所となりました。
九月場所
秋場所とも呼ばれ、9月の第1または第2日曜日に東京都墨田区の両国国技館で行われます。
夏巡業で再度力をつけた、連続休場明けの横綱が土俵に上がることが多い場所です。
十一月場所
九州場所とも呼ばれ、11月の第1または第2日曜日に福岡県福岡市博多区の福岡国際センターで行われます。
元ビートルズのポール・マッカートニーが2013年の十一月場所を観戦しました。
「秋場所」の例文・用例
秋場所を使った例文・用例を紹介します。
●今日の大相撲秋場所、いい天気で迎えることができてよかった。
●食堂には秋場所で優勝した力士の写真が飾られていた。
SNSでの「秋場所」の使われ方
「秋場所」の類義語
秋場所の類義語はありませんでした。
「秋場所」の対義語・反意語
秋場所の対義語・反意語はありませんでした。