「頭金」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「頭金」の意味とは
頭金(あたまきん)とは、相手の王将の一つ前方のマスに持ち駒の金将を打つことです。特に、それによって詰ませることをさします。
「頭金」の特徴
将棋の業界では「頭」は、駒の一マス前をさします。
王将の一つ前方のマスを玉頭(ぎょくとう)と言いますが、玉頭に金を打つことを特に「頭金」といいます。
格言「詰みの基本は頭金」
将棋の格言に「詰みの基本は頭金」があります。
格言とは、深い経験を踏まえ、簡潔に表現したいましめの言葉をさします。
「詰みの基本は頭金」という格言は、相手の王将を詰ませるのに、頭金の手筋を使うのが基本中の基本ということを示しています。
「頭金」の英語表現
将棋用語の頭金は、英語では「gold on the head」と表現します。関連のある語もいくつか紹介します。
・王将 king
・金将 gold
・銀将 silver
・王手 check
・詰み mate
一般的な意味である「もとになるお金」や、「分割払いで、最初に支払うある程度まとまったお金」は以下のように表現します。
―get the money together for a deposit on an apartment (マンションの頭金をつくる)
-pay[make, put down] a 500,000 yen as a down payment for the new car(新車に頭金を50万円払う)
「頭金」の別の意味や使われ方
「頭金」には、「もとになるお金」や、「分割払いで、最初に支払うある程度まとまったお金」という意味があります。下記のような使い方をします。
―マンション購入の頭金を用意する。
―新車を買うのに、頭金を100万円支払った。
「頭金」の例文・用例
頭金を使った例文・用例を紹介します。
●頭金で詰まされる。
●将棋で頭金は基本中の基本だ。
SNSでの「頭金」の使われ方
「頭金」の類義語
頭金の類義語はありませんでした。
「頭金」の対義語・反意語
頭金の対義語・反意語は「尻金」です。
相手の玉の真後ろに打つ金のことです。王手ですが、頭金とは異なり、金の駒の動きからすると効率の悪い使い方になります。
玉が上部に逃げられない場合に、相手の一段飛車との組み合わせで詰みになることもあります。