「棋力」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「棋力」の意味とは
棋力(きりょく)とは、将棋や囲碁の実力を表す指標のことです。上達の目安やハンデを決める目安になります。
これはあくまで将棋の実力差を相対的に示すものであるため、地域・道場・アプリなどによって個別の基準が設けられています。そのため、「○○道場の△△段」のように、将棋道場名やアプリ名などと共に言うと、より正確に伝わります。
「棋力」の表し方
棋力を表す指標には、「段または級(段級位制)」の他、より詳細に強さを表すために、「一定の基準に基づいて算出された数値(レーティング)」があります。
段または級の表し方
級はたとえば10級から1級にかけて数字が小さくなるほど強くなるのに対し、1級の次は初段、以降は漢数字で二段(弐段)、三段(参段)…のように数字が大きくなるほど強くなります。最低級位は30級・20級・15級・10級、最高段位は六段~九段のところが多いです。
レーティングの表し方
インターネット将棋などにおいては、より厳密な評価をするために棋力をレートという数値で表すことがあります。この方法では棋力に応じた仮の持ち点を与えられ、1局ごとに勝ち負けと持ち点の差に応じて点数の増減が行われます。それにより、「強い人に勝てば多く点数が獲得できるが、弱い人に勝っても獲得できる点数は少なく」、その逆に、「強い人に負けても失点は少ないが、弱い人に負ければ多くの点数を失う」という仕組みです。
自身のレーティングを把握している人は多いので、インターネット将棋対局サイトの「将棋倶楽部24でレート○○○○です」と伝えると、将棋道場の棋力でどの程度に該当するかを判断してもらうことができます。
「棋力」の例文・用例
棋力を使った例文・用例を紹介します。
●棋力は千駄ヶ谷の将棋道場で三段です。
●棋力が上がりました。
SNSでの「棋力」の使われ方
「棋力」の類義語
棋力の類義語はありませんでした。
「棋力」の対義語・反意語
棋力の対義語・反意語はありませんでした。