「膀胱拡大術」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-03-05

「膀胱拡大術」の意味とは

膀胱拡大術とは、膀胱の容量を増やす手術のことです。

「膀胱拡大術」が必要な症状など

膀胱拡大術は、何らかの原因で膀胱の容量が小さくなったり、排尿障害が起こり尿を充分に溜めることができない場合に適切な容量の膀胱に形成することを主な目的としています。

代表的な要因に「二分脊椎症」という先天性の背骨の形成不全が挙げられます。
これにより排尿に関する神経に障害が起き「神経因性膀胱」となり、尿失禁や残尿、膀胱炎や、尿が逆流してしまうことによる腎盂腎炎などの尿路感染が起きやすくなります。
症状の程度によって治療法は様々ですが、尿を溜める「蓄尿機能」の改善を目的として、膀胱拡大術が行われる場合があります。

また、生まれつき膀胱が小さかったり、前立腺肥大症などの症状によって後天的に膀胱が小さくなり、うまく尿が溜められない場合にも膀胱拡大術が行われることがあります。

「膀胱拡大術」の方法

膀胱拡大術で多く用いられる術式には「腸管利用膀胱拡大術」が挙げられます。これは、患者自身の回腸の一部を利用して大容量の膀胱を形成する方法です。
また、膀胱の筋層を切除して粘膜のみ残すことで容量を広げる「自家膀胱拡大術」を用いられるケースもあります。
前者の方が効果が大きいとされていますが、消化器官に負担がかかるデメリットがあります。

「膀胱拡大術」の英語表現

膀胱拡大術の英語表現をいくつかご紹介します。

  • augmentation cystoplasty
  • bladder augmentation
  • cystoplasty
  • bladder enlargement surgery

「bladder」は膀胱を表し、「cystoplasty」はその単語だけで「膀胱形成(術)」と訳すことができます。

「膀胱拡大術」の例文・用例

膀胱拡大術を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●この症状ですと、膀胱拡大術が効果的かと思います。
●あの泌尿器科の先生は膀胱拡大術についての多くの論文を書いています。

SNSでの「膀胱拡大術」の使われ方

「膀胱拡大術」の類義語

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「膀胱拡大術」の対義語・反意語

膀胱拡大術の対義語・反意語はありませんでした。