「弾性線維」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「弾性線維」の意味とは
弾力線維とは、血管や肺組織、真皮に多く含まれている、結合組織を構成している繊維のひとつという意味です。
たんぱく質であるエラスチンから作られており、伸縮性、弾力性に富んでいます。
肌の弾力を保つ役割を担っていますが、エラスチンは出生前までに作られ、その後生成されることがないため、年齢を重ねるとともに減少する一方です。
紫外線に当たることで、弾性繊維は壊れてしまい、再生した弾性繊維は完全なものではないため、十分な機能を果たすことはありません。
なお、弾性線維と共に肌の弾力を保つ役割を持つ繊維に「膠原繊維」があります。
「弾性線維」が減少すると起こる現象
弾性線維が減少すると、肌にしみができたり、血管の弾力がなくなり動脈硬化を起こすなど、老化や病気を起こします。
「弾性線維」と「膠原繊維」
膠原繊維は、コラーゲンで出来ている繊維です。
弾性繊維と異なり、伸び縮みすることはなく、形を保つための張力を維持する役割を持っています。
ハリのある肌では、膠原繊維が緊張状態となり、弾性繊維が伸びている状態で、いわゆる成長期後のぴちぴちとした肌のことです。
「弾性線維」の例文・用例
弾性線維を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●老化が進むと、次第に弾性線維が減少して行きます。
●膠原繊維はコラーゲンが、弾性線維はエラスチンが主成分です。
SNSでの「弾性線維」の使われ方
「弾性線維」の類義語
弾性線維の類義語はありませんでした。
「弾性線維」の対義語・反意語
「弾性線維の対義語・反意語はありませんでした。」