「好発部位」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「好発部位」の意味とは

好発部位とは、ある病変や症状が発生しやすい組織や臓器という意味です。
病気や病変ごとに好発部位が存在します。

褥瘡の「好発部位」

褥瘡は、寝たきりの人がなりやすい症状のひとつです。
褥瘡(床ずれ)が起きやすいのは、骨が突出しており荷重がかかる仙骨部や大転子部などとなります。
「褥」はふとんを、「瘡」はでき物を指します。
布団やマットと接する部位の皮膚が、長時間圧迫されることで血行が悪くなり、皮膚や皮下組織へ酸素が行かなくなることで死んでしまった状態になることを言います。
出来始めは皮膚が赤くなり、徐々に黒ずんでびらんの状態となって行きます。
その後皮膚が向けてただれとなり、組織の欠損が起こるものです。

さまざまな病気の「好発部位」

好発部位は病気によって異なります。
例えば、指定難病である「クローン病」の場合、好発部位は小腸末端部です。
気胸では肺尖部と下葉の上方、脳動脈瘤では大動脈輪と言われます。
リウマチでは、手首や手の指の付け根や第二関節が好発部位です。

「好発部位」の例文・用例

好発部位を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●脳梗塞の好発部位について勉強しました。
●ニキビの好発部位って、絶対おでこだと思う。

SNSでの「好発部位」の使われ方

「好発部位」の類義語

好発部位の類義語はありませんでした。

「好発部位」の対義語・反意語

好発部位の対義語・反意語はありませんでした。