「バーブ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「バーブ」の意味とは
バーブとは、釣り針のかえしのことです。
魚に刺さった針が抜けにくくなる効果が期待されています。
一方で、キャッチ&リリース(※)でバーブを使用すると、魚に余計なダメージを与えてしまうという欠点があります。
(※キャッチ&リリース:釣った魚を生かしたまま元の水域に逃がすこと)
そのほか、誤って人体や衣服にかかってしまうと抜けにくくケガを負うリスクがあります。
昨今ではバーブの無い針(バーブレスフック)がスタンダードになりつつあり、現に一般的な管理釣り場ではバーブが禁止されています。
「バーブ」は無いほうが良い?バーブレスフックのメリット
前述の通り、バーブは様々なリスクがあるため、バーブレスフック(バーブが無い針)が主流になりつつあります。
バーブ有りの針よりもバレる(※)可能性は高くなるものの、釣りをする上で多くのメリットがあります。
(※バレる:一度かかった魚が逃げてしまうこと)
バーブレスフックのメリットとして、まず「魚がかかりやすい」ことが挙げられます。
なぜなら、針先のかえしがない分、スムーズに奥まで刺さるからです。
前述したように、バーブ有りよりもバレやすいと言われていますが、上手くアワせ(※)ることができれば針の奥まで貫かれるため、簡単には抜けにくくなります。
(※アワせ:魚の口内に針をかけること)
また、ネット上の釣果報告を見る限り、バレやすさにおいて両者の違いはほとんど無いとの感想も多いです。
第二のメリットとして「針を外しやすい」ことが挙げられます。
リリース時にバーブを使用すると、魚に余計なダメージを与えてしまうのはもちろん、バーブが抜けにくいために魚に触れる時間が増え、人間の体温によって火傷を負わせてしまう場合もあります。
一方、バーブレスフックならかえしが無いため、手間なく魚から針を外すことが可能です。
魚の傷をなるべく浅い状態で返せるほか、万が一、人体に針が引っかかった際にもケガを悪化させずに簡単に引き抜くことができます。
「バーブ」を潰す方法
バーブレスフックを新たに新調するのが面倒な場合は、家庭にあるペンチでも簡単にバーブを潰すことも可能です。
方法はいたって単純で、かえしの部分をペンチで挟んで潰すだけです。
ポイントはペンチの先端ではなく、付け根付近の平らな部分で挟みこむことです。
ペンチの先端だと力を入れにくいため、きれいに潰れない場合があります。
昨今ではルアーにフックが標準搭載されている商品も多いですが、替えのバーブレスフックを用意して交換するよりも、ペンチで潰してしまったほうが効率が良いしょう。
「バーブ」の例文・用例
バーブを使った例文・用例を紹介します。
●バーブで魚を傷つけてしまった。
●ルアーの針をバーブレスフックに新調した。
SNSでの「バーブ」の使われ方
「バーブ」の類義語
バーブの類義語はありませんでした。
「バーブ」の対義語・反意語
バーブの対義語・反意語はありませんでした。