「コマセカゴ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「コマセカゴ」の意味とは
コマセカゴとは、コマセと呼ばれる釣り餌を入れるカゴのことです。
コマセは主にオキアミやアミエビを指し、しばしば撒き餌としても用いられます。
コマセカゴの網目から海中にエサがばら撒かれ、魚をおびき寄せる効果を期待できます。
さらに、ばら撒かれたコマセに紛れた釣り針の付いた疑似餌に、魚が間違って食らいつく可能性が高くなります。
主に釣具店で販売されており、材質や機能性によって数百円レベルの安価なものから、数千円レベルの高価なものまで、様々な種類のコマセカゴが並べられていることが多いです。
「コマセカゴ」の種類
コマセカゴには、主に以下3種類に分けることができます。
・サビキ用
・カゴ釣り用
・船釣り用
各種類について説明します。
サビキ用
サビキとは、胴突き仕掛け(※)の中で、幹糸から連なるエダスに疑似バリが付けられているものを指します。
(※胴突き仕掛け:一番下にオモリを付ける仕掛けの総称)
一般的に、仕掛けの上(または下)にコマセカゴを組み合わせます。
堤防での定番な釣法として知られ、主に「アジ」「サバ」「イワシ」等がターゲットとされます。
これらの魚を狙う際には、コマセとして「アミエビ」を使用することが多いです。
そのため、サビキ用コマセカゴは、アミエビを入れやすいよう網目が細かく設計されているのが特徴です。
コマセカゴはサビキ仕掛けの上と下のどちらに設置するかによって、効果が異なります。
上カゴの場合は水際の魚を、下カゴの場合は深い水深の魚を狙うことができます。
また、関東では上カゴが用いられることが多く、下カゴは関西で主流だと言われています。
カゴ釣り用
カゴ釣りとは、コマセカゴを遠投する釣法のことです。
初心者でも手軽にできるサビキと違って、コマセカゴを上手に飛ばすのに多少なりとも技術を要します。
コマセとして使用されるのは主にオキアミです。
オキアミの大きさに合わせて、カゴ釣り用のコマセカゴは網目が大きくなっています。
また、遠投しやすいようロケット型など空気抵抗が少ない形状をしていることが多いです。
さらに、遠投時にコマセが漏れないようフタが付いているのも特徴の一つです。
船釣り用
コマセカゴを使った釣法と言えば、上記の「サビキ」「カゴ釣り」がメジャーですが、東日本では「ビシ釣り」という名で船釣りにもコマセカゴが使われています。
「ビシ」は古来、漁のための道具として使われていたコマセカゴの一種で、現在では金属製のものを指します。
船釣りで使うコマセカゴは、オキアミ用とアミエビ用と、入れる餌によって種類が分かれています。
一般的に放出口が大きいほうがオキアミ用、狭いほうがアミエビ用です。
また、両方に対応できるよう放出口の大きさを変えられるものもあります。
「コマセカゴ」の例文・用例
コマセカゴを使った例文・用例を紹介します。
●100均のコマセカゴを試してみた。
●コマセカゴでイワシを狙う。
SNSでの「コマセカゴ」の使われ方
「コマセカゴ」の類義語
コマセカゴの類義語はありませんでした。
「コマセカゴ」の対義語・反意語
コマセカゴの対義語・反意語はありませんでした。