「オトリ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「オトリ」の意味とは
オトリとは、魚を釣るために仕掛けに付ける餌という意味です。
魚が好きな餌を使って釣り場に呼び寄せたり、魚が食いつきやすいように誘ったりします。
「オトリ」の語源
オトリの語源は、古語の「おとろ」に由来するとされています。
「おとろ」とは、誘ったり、呼び寄せたりするという意味の言葉です。
釣り用語として「オトリ」が使われるようになったのは、江戸時代以降とされています。
「オトリ」の歴史
縄文時代の遺跡からは、貝や魚の骨などのオトリの痕跡が見つかっています。
江戸時代になると、一般的に虫や魚の切り身などの生餌が使われるようになりました。
明治時代には、ルアーやワームなどの人工餌が登場し、さまざまな種類のオトリが使われるようになりました。
「オトリ」の種類
オトリの種類は、大きく分けて「生餌」と「人工餌」の2つに分けられます。
生餌
生餌は、魚が好んで食べる魚の切り身や虫などの生きた餌です。
魚の食いつきがよく、釣果が期待できますが、生きた餌を扱うには、ある程度の技術が必要です。
生餌の代表的な種類としては、以下のものが挙げられます。
魚:イワシ、サバ、サンマなど
虫:ミミズ、イソメ、サシミミズなど
人工餌
人工餌は、ルアーやワームなどの死んだ餌や、プラスチックやゴムなどの素材で作られた餌です。
生餌に比べて扱いが易しく、さまざまな魚を釣ることができます。
人工餌の代表的な種類は、以下のものが挙げられます。
ルアー:ミノー、クランクベイト、スピナーなど
ワーム:ソフトワーム、ハードワームなど
「オトリ」の選び方
オトリは、魚の種類と釣り場に合わせて選びます。
魚の種類
魚は、種類によって好む餌が異なりますので、釣りたい魚の種類に合わせて、オトリを選ぶ必要があります。
例えば、サバやイワシなどの小魚を釣る時は、ミミズやサシミミズなどの虫系のオトリが効果的です。
シーバスやヒラメなどの大型魚を釣りたい場合は、ルアーやワームなどの人工餌が効果的です。
釣り場
釣り場によって、水温や水質、魚の種類などが異なりますので、釣り場に合わせてオトリを選ぶ必要があります。
水温が低い時期には、活性が低下した魚を誘うため、動きのあるルアーやワームなどの人工餌が効果的です。
「オトリ」の例文・用例
オトリを使った例文・用例を紹介します。
●友釣りでは、オトリのアユを休ませることも必要です。
●油断したらオトリごと持っていかれました。
SNSでの「オトリ」の使われ方
「オトリ」の類義語
オトリの類義語はありませんでした。
「オトリ」の対義語・反意語
オトリの対義語・反意語はありませんでした。