「仕掛け」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「仕掛け」の意味とは
仕掛けとは、釣りでウキやオモリ、ハリ等で構成されている、魚をおびき寄せるための罠のことです。
主にロッドから伸びる道糸に、サルカン(連結金具)等で取り付けられています。
狙う魚や釣法によって多種多様な仕掛けが存在します。
この記事では「海釣り」と「川釣り」に分けて、それぞれ主要な仕掛けについて説明します。
海釣りの「仕掛け」
一般的な海釣りの仕掛けとして、以下4点を挙げることができます。
・投げ釣り
・ウキ釣り
・サビキ釣り
・ルアー釣り
各仕掛けの特徴について説明します。
投げ釣り
投げ釣りとは、リールが付いている竿で仕掛けを海に投げ込む釣法のことです。
オモリとハリ、エサで構成されるシンプルな仕掛けが基本です。
ただし、以下2種類のバリエーションがあります。
・天秤仕掛け
・胴突仕掛け
天秤仕掛けが仕掛けの途中にオモリを配置するのに対して、胴突仕掛けは仕掛けの一番下に配置します。
また、投げ釣りは長尺のロッドを用いて大きく遠投するのが一般的ですが、昨今では短めのロッドを使った「ちょい投げ」と呼ばれるライトな投げ釣りも人気です。
ウキ釣り
仕掛けにウキを加える釣法をウキ釣りと言います。
ウキとは、浮力を持っている釣り具のことで、アタリ(※)を探ったり、仕掛けを一定の水深に保つために用いられます。
(※アタリ:魚がハリに食い付いたサイン)
リールが付いているロッドで行われるのが一般的ですが、ノベ竿(※)でも十分に楽しめる釣法と言われています。
(※ノベ竿:リールが付いていないロッド)
サビキ釣り
サビキ釣りは「コマセ」と「サビキ」を使った仕掛け、釣法のことです。
コマセとは、アミエビやオキアミ等の撒き餌のことで、サビキ釣りでは「コマセカゴ」または「コマセ袋」と呼ばれる容器に入れて、仕掛けに装着します。
サビキとは、餌に似せた疑似針のことです。
海中に仕掛けを投入するとコマセがまき散らされ、魚が呼び寄せられます。
また、散乱するコマセの中にサビキを紛れ込ませることで、エサと勘違いした魚をハリ掛けすることができます。
ルアー釣り
生き餌ではなく「ルアー」と呼ばれる疑似餌を用いた仕掛け・釣法を「ルアー釣り(ルアーフィッシング)」と言います。
ルアーはプラスチック製の「ハードルアー」とゴム製の「ソフトルアー」の2種類に分けることができます。
ハードルアーは主に魚の形をしていて、表層から深層向けまで多種多様なバリエーションがあります。
一方、ソフトルアーも魚類や甲殻類など、バリエーションに富んだ製品が数多くハイン倍されています。
川釣りの「仕掛け」
川釣りの主な仕掛けとして以下3点を挙げることができます。
・ウキ釣り
・ミャク釣り
・ぶっこみ仕掛け
各仕掛けについて説明します。
ウキ釣り
海釣りでも紹介したウキ釣りは、海だけでなく川でも楽しむことができます。
基本的に「ウキ」「ガン玉(小粒型のオモリ)」「針」などで構成されるシンプルな釣法です。
ヤマメやイワナ、オイカワやテナガエビまで、様々な魚種を狙えます。
ミャク釣り
一方、ウキを使わない仕掛けとして「ミャク釣り」があります。
主にのべ竿を用い、ガン玉やハリで構成されています。
渓流釣りでは、糸さばきを向上させるために「天井糸」と呼ばれる竿先と水中に入る糸を中継する糸を設ける場合があります。
ウキが無いため、手元の感覚や糸・目印の動きでアタリを察知します。
ぶっこみ仕掛け
川底に潜む中~大型の魚を狙う時に適しているのが「ぶっこみ仕掛け」です。
主にリール付きのロッドを用い、中通しオモリ、スイベル(接続金具)、ハリ等で構成されています。
とりわけウナギを釣る時に採用されやすい釣法です。
「仕掛け」の例文・用例
仕掛けを使った例文・用例を紹介します。
●サビキ仕掛けのコマセを補充する。
●ぶっこみ仕掛けでウナギを狙う。
SNSでの「仕掛け」の使われ方
「仕掛け」の類義語
仕掛けの類義語はありませんでした。
「仕掛け」の対義語・反意語
仕掛けの対義語・反意語はありませんでした。