「メガバン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-12-10

「メガバン」の意味とは

メガバンとは、メガバンクの略で、巨大な資産を持つ銀行および銀行グループという意味です。

「メガバン」の特徴

メガバンという略称は、就活生の間でよく使われています。
特徴としては、複数の都市銀行などが合併・統合を繰り返すことで巨大組織となっていったということが挙げられます。
また、大手上場企業と取引しているという共通点があります。

2000年4月にみずほグループが誕生したことから国内のメガバンク時代は始まり、2001年末までに三井住友、三菱東京、UFJが次々と生まれています。

「メガバン」の代表

現在の日本で「3大メガバンク」と呼ばれる銀行をご紹介します。

みずほ銀行

「第一勧業銀行」「富士銀行」「日本興業銀行」が合併し「みずほ銀行」と「みずほコーポレート銀行」になりました。現在はそれらも統合され「みずほ銀行」となっています。

三井住友銀行

まず「太陽神戸銀行」と「三井銀行」が合併し「太陽神戸三井銀行」となり、名前を「さくら銀行」に改めました。そこに「住友銀行」が合併したのが現在の「三井住友銀行」です。

三菱UFJ銀行

「東京銀行」「三菱銀行」の合併で誕生した「東京三菱銀行」と、「三和銀行」「東海銀行」の合併で誕生した「UFJ銀行」が合併して「三菱東京UFJ銀行」になりました。
2018年4月より、現在の「三菱UFJ銀行」に改称されています。

「メガバン」の英語表現

英語でも、巨大な組織となった銀行のことは「mega-bank」と呼ぶことがあります。
複数の銀行をまとめた呼称のため、通常は「mega-banks」と複数形で表します。

「メガバン」の例文・用例

メガバン

メガバンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ここは駅周りにメガバンの支店がそろってるから便利だよ。
●就活行き詰まっちゃったから、メガバンに就職した先輩に今度話聞いてもらおうかなぁ。

SNSでの「メガバン」の使われ方

「メガバン」の類義語

メガバンの類義語は、「都市銀行」です。
都市銀行とは、日本全国の主要都市に支店を持つ大規模な普通銀行のことを指します。
かつては13行の都市銀行が存在しましたが、合併連合が進んだ現在では3大メガバンク+りそな銀行の4行に集約されたため、都市銀行といえばほぼメガバンと同義語と捉えられます。

「メガバン」の対義語・反意語

メガバンの対義語は「地銀」で、「地方銀行」の略称です。
メガバンおよび都市銀行と地銀に法律上の線引きはなく、どちらも普通銀行として機能しています。しかし全国展開しているメガバンに対し、地銀は基盤とする地域を主な営業エリアとしているという特徴があります。
全国を網羅していないかわりに、基盤となる地域においては、メガバンよりも支店やATMの数が多いことがあります。
また、「一般社団法人全国地方銀行協会」に加入しているという特徴もあります。