「サブリース」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「サブリース」の意味とは
サブリースとは、家主に空室保証をするために不動産会社が賃借人となって賃貸物件を借り上げるという意味です。
サブリースする会社のことを、「サブリース会社」「サブリーサー」と言います。
転貸人であるサブリース会社は、転借人となる入居テナントと転貸借契約である「サブリース契約」を締結し物件を貸します。
サブリース物件は、ほとんどの場合物件の所有者である家主ではなく、サブリース会社が募集をかけていることが特徴です。
「サブリース」の注意
サブリース物件の中には、物件の所有者である家主の許可を得ずに募集をかけている場合があります。
その場合、検討が進んでも貸主から転貸を断られて契約できないことがあるので、リスクとして認識しておきましょう。
飲食店舗を「サブリース」することのメリット
サブリースにはさまざまなメリットがあります。
個人事業主が借りやすい
一般的な転貸借契約の場合、物件は実績のある企業に貸し出されるケースがほとんどです。
しかしサブリースの場合は、基本的には申し込み順となるため、飲食店が初めての場合も物件を借りるチャンスがあります。
居抜きの状態で売ることができる場合がある
事情で何らかの決断をし、店舗を閉めて退去する場合、物件を何もない状態である「スケルトン」に戻さなくても良い場合があります。
入居テナントは工事費を払わずに済み、次のテナントも早く見つかる可能性があるため、大きなメリットを享受できるでしょう。
トラブル対応してもらえる
漏水などのトラブルが発生した場合も、サブリース会社が素早く対応してくれます。
ただし、お金がかかる問題や責任区分に関わる問題は、発生後サブリース会社と家主の間での交渉が始まるため、解決までに時間がかかる場合があります。
定期清掃
飲食店舗の物件には必ず「管理会社」と称する不動産会社がついてきます。
家主から依頼され建物の管理をしている会社ですが、物理的な点検を行わず、報酬や手数料を受け取るだけの会社であることも少なくありません。
サブリース物件は、排水管の高圧洗浄や定期清掃など、家主に変わって建物の物理的管理を、家賃保証をしたうえで行います。
家賃保証
入居テナントが家賃の支払いを滞納する場合でも、サブリース会社が家主に家賃を入金します。
もしも入居テナントがつぶれて閉店した場合も、対応はサブリース会社が行います。
「サブリース」の例文・用例
サブリースを使った例文・用例を紹介します。
●その不動産会社はサブリースで有名だったと思う。
●サブリース契約をする時には、途中契約ができるかどうかを事前に確認しましょう。
SNSでの「サブリース」の使われ方
売れない不動産をサブリースで活用する。
サブリースって一時社会問題になりましたが、使い方次第で空き家問題の特効薬になりそうですね。— 岩田シゲル@静岡県東部の行政書士 (@office_iwt) July 18, 2021
心の劣化 依存心
経営者が自分でしなければならない領域を他社に任せ、結局は上手く行かず、その失敗の責任を負う。ショッピングモールのテナント、フランチャイズの加盟、賃貸住宅のサブリースなど安易な契約が命取りになっている。 pic.twitter.com/Yz3JVjZoCN— 自分らしさ@私らしく (@glocal21) July 19, 2021
「サブリース」の類義語
サブリースの類義語はありませんでした。
「サブリース」の対義語・反意語
サブリースの対義語・反意語はありませんでした。