「ホームゲーム」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ホームゲーム」の意味とは

ホームゲームとは、野球でホームチームの立場で行われる試合のことです。

試合を主催するチームのことを「ホームチーム」と言い、一方、試合に招待される相手チームのことを「ビジターチーム」と呼びます。

同じ試合でも、ホームチームの立場で行われる試合は「ホームゲーム」、ビジターチームの立場で行われる試合は「ビジターゲーム(ロードゲーム)」というふうに、どちらの視点に立つかによって呼び方が異なります。

プロ野球のリーグ戦では、特定2チームの組み合わせにおいて、それぞれホームゲームとビジターゲームが半々で行われるよう予定されています。

例えば、『巨人』と『DeNA』の対戦であれば、前半は巨人の本拠地である東京ドーム、後半はDeNAの本拠地である横浜スタジアムで…といった具合です。

(ただし、主催側の試合が必ずしも本拠地で行われるとは限らず、逆に本拠地であってもビジターゲームとして試合が行われることも稀にあります。)

このような対戦方式のことを「ホーム・アンド・ビジター」と言います。

ちなみに「ビジター」の呼称は日本プロ野球特有のもので、米国をはじめ韓国や台湾では「アウェー」の呼称が一般的です。

日本においても、同様な対戦方式を採用しているサッカーのJリーグでは、相手チームによる試合のことを「アウェーゲーム」と言います。

ただし昨今では、サッカーまたは海外のゲームの影響によって、日本プロ野球でもアウェーと呼称する人が増えてきています。

また、ユニフォームに関してもホームチーム用とビジターチーム用とに分けて用意されているケースが多く、ホームの場合は胸元に球団の愛称が、ビジターの場合はチームの親会社の社名、または本拠地の地元名が入っているパターンが一般的です。

「ホームゲーム」のメリット&デメリット

ホームゲームとして行われる試合でホームチームが有利になる点(メリット)、または不利になる点(デメリット)について説明します。

「ホームゲーム」のメリット

ホームゲームのメリットとして、主に以下5点を挙げることができます。

1.本拠地の施設や環境に慣れている
2.移動する必要がないため、疲労感が少ない
3.多くの地元ファンの声援を受けられる
4.判定が有利に働くケースがある
5.基本的にホームチームが後攻となる

ただし、1~3に関しては「本拠地」での試合を仮定した場合のメリットです。

確かに、ホームゲームは本拠地で行われる場合が多いですが、稀に無関係の地域の球場で行われることもあります。

「ホームゲーム」のデメリット

前述の通り、ホームゲームはビジターゲームよりも試合を有利に進めることができます。

ただし、唯一懸念されるのは地元ファンによる過激な応援です。

ごく稀に熱烈的なファンによる度を越えた応援が、治安を脅かす事態に発展するケースがあります。

このような問題が発生した際には、ホームチームに何らかのペナルティが課せられることもあるため、その対策として本拠地以外の地域でホームゲームが行われる場合もあります。

「ホームゲーム」の例文・用例

ホームゲーム

ホームゲームを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今週は地元のスタジアムでホームゲームが行われる。
ホームゲームの声援は、遠征先よりも熱い。

SNSでの「ホームゲーム」の使われ方

「ホームゲーム」の類義語

ホームゲームの類義語はありませんでした。

「ホームゲーム」の対義語・反意語

ホームゲームの対義語は、「ビジターゲーム」です。

ビジターゲームとは、主催側のチームに対する相手チーム側の立場で行われる試合のことです。アウェーゲーム、ロードゲームとも呼称されます。