「インフィールドフライ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「インフィールドフライ」の意味とは
インフィールドフライとは、野球の試合で、特定の条件下で打者が打ち上げたフライのうち、内野手が普通の守備行為を行えば容易に捕球できると判断されるもの、またその際に適用される規則のことです。
公認野球規則「本規則における用語の定義40」では特定の条件下を、「0アウトまたは1アウトで、走者が一・二塁、一・二・三塁にあるとき」と定めています。
同規則5.09(a)12によると、インフィールドフライが宣告されると、打者はアウトとなります。インフィールドフライは、審判が宣告して初めて効力を発します。
「インフィールドフライ」の目的
インフィールドフライは、攻撃側の不当な不利を解消するために定められた規則です。通常は打ち上げたフライを野手が捕球すると打者はアウトになる、というのが野球の大原則ですが、インフィールドフライではフライを捕球する前に打者がアウトになります。その目的は、内野フライをわざと落球してダブルプレー(守備側の連続したプレーで攻撃側の二人の走者をアウトにすること)を取ることを防ぐためです。つまり、攻撃側が不当な不利益を受けることをなくすために、このルールが設定されています。
「インフィールドフライ」の語源
「インフィールド(infield)」とは「内野」を意味する英語、「フライ」とは「バッターが空中高く打ち上げた打球」を意味する言葉です。なお、「フライ」を意味する英語は「fly ball」と表現します。
「インフィールドフライ」の例文・用例
インフィールドフライを使った例文・用例を紹介します。
●インフィールドフライを落球した場合、ランナーは次の塁を狙うことができる。
●インフィールドフライの条件を再確認しておこう。
SNSでの「インフィールドフライ」の使われ方
【カープ今日はなんの日】
2015年5月4日
ズムスタ巨人戦
同点の9回1アウト満塁から代打小窪の打ち上げた打球はホーム付近の内野フライ
インフィールドフライが宣告されるも捕球できず3塁ランナー野間はそれを見てホームへ突入
フランシスコがボールを持ちホームベースを踏み球審もアウト判定
続く https://t.co/LEIDjrLQ9V— massa@カープ垢 Next→5/23,30京セラ、6/2 (@carp186223863) May 4, 2023
フライはフライでこわい……インフィールドフライだから落としても良いのはいいけども(いや落ちる場所によってはファールになるからよくない
— しりゅうX3D (@Siryu_99MPH) May 5, 2023
「インフィールドフライ」の類義語
インフィールドフライの類義語はありませんでした。
「インフィールドフライ」の対義語・反意語
インフィールドフライの対義語・反意語はありませんでした。