「オナシャス」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「オナシャス」の意味とは
オナシャスとは、お願いしますという意味のネットスラングです。
「お願いします」の発音が崩れたものが、2ちゃんねるで「オナシャス」と書き起こされたのをきっかけに、ネット上や若者の間で「お願いします」の略語として使われるようになりました。
「オナシャス」の語源
オナシャスの語源は、男性同士のアダルトビデオ「真夏の淫夢」に登場する下記の台詞です。
「免許を返してください! お願いします!」
このシーンのシチュエーションは、極道が乗る高級車に衝突し、運転免許証を奪われてしまった男性が、恐怖におののきながら返却を求めるというものです。
ところが、恐怖を呂律が回らない演技で表現したため「お願いします」の部分を上手く聞き取れない人が続出し、その崩れた発音を文字で書き起こそうとする人が2ちゃんねるに続出したのです。
「おねがいしゃす」から始まり、「おねいしゃす」から「オネシャス」への変化を経て、最終的に「オナシャス」がネットスラングとして広く定着するに至りました。
「オナシャス」の例文・用例
オナシャスを使った例文・用例を紹介します。
●「今日からお世話になります!オナシャス!」「正しい挨拶の仕方から覚えようか」
●「何時に行けばいいかな?」「10時集合でオナシャス!」
SNSでの「オナシャス」の使われ方
キッタさん!おはようございます☀️
今日もオナシャス????✨
— あっきー?ヤフオク物販で稼ぐマン (@sanctuary_85) July 23, 2020
この垢は関わりたい人といっぱいお話しするのでオナシャスよ〜?
— まつノ(厳選) (@MTN_ANK) July 15, 2020
「オナシャス」の類義語
オナシャスの類義語はありませんでした。
「オナシャス」の対義語・反意語
オナシャスの対義語・反意語はありませんでした。
「オナシャス」と同じ形式の挨拶
前述のとおり、オナシャスは「お願いします」の発音が崩れたものです。
オナシャスと同じく、発音が崩れた挨拶には次のようなものがあります。
サーセン
サーセンは「すみません」の発音が崩れたものです。
「すみません」と同様に謝意を表す言葉ですが、相手を軽くあしらうニュアンスも含まれています。
特に、ネット上など文字でやり取りする場面で、あえて「サーセン」が使用されている場合には、他意が含まれていたり、ネタとして使われていることがほとんどです。
一方、口頭の「サーセン」は単に発音が崩れただけで、純粋な謝意を表している場合もあります。
アザース
アザースは「ありがとうございます」の発音が崩れたものです。
元々、若者言葉として存在していましたが、ザキヤマの愛称で知られるお笑い芸人・山崎弘也(アンタッチャブル)がバラエティ番組でネタ的に多用したことで、爆発的に普及しました。
表記はアザースのほか「アザッス」「アザス」「アザーッス」など様々です。
同じく「ありがとうございます」を省略したものに「アザマス」があります。
チーッス
チーッスは「こんちわっす」の発音が崩れたものです。
「こんちわっす」は「こんにちは」の意味で使われる若者言葉で、「こんにちは」を省略した「こんちわ」に、若者が敬語表現として用いる「~っす」を付けたものです。
「こんちわっす」から「ちわっす」への変化を経て「ちーっす(チーッス)」に落ち着きました。