「喀出」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「喀出」の意味とは

喀出とは、「かくしゅつ」と読み、唾(つば)や痰(たん)などを吐き出すという意味です。

「喀出」の語源

喀出の「喀」は、「のどにつかえたものを吐く」という意味の漢字です。
ものを吐く声のことを「喀喀」と表現します。

「喀出」の特徴

喀出とは、気管や肺などから、痰や異物を咳とともに吐き出すことです。

「喀出」の英語表現

英語では、「expectorate」「spit」「eject」と表現します。
―He expectorated what was swallowed.(彼は飲んだものを喀出してしまった。)
-She cough out phlegm.(彼女は痰を喀出した。)

「喀出」の派生パターン

痰の喀出を「喀痰(かくたん)」、 血液の喀出を「喀血(かっけつ)」といいます。

喀痰(かくたん)

喀痰とは、「かくたん」と読み、痰を吐き出すことを意味します。
身体から痰が作られるときは、呼吸器から分泌された、異物をからめとって身体の外へ排出しようとするときです。粘液状で塊となっています。
痰の形状は、白くねばねばした痰、黄色で強い粘りがある痰、粘液性と膿性が混じった痰、水のようにサラサラで無色透明な痰、漿液性と粘液性と膿性がまじった痰などあり、体調によってさまざまです。形状を観察することが、病状観察につながります。

加齢に伴う身体機能の低下や、病気の後遺症による麻痺や嚥下障害などの原因により、咳をしても痰が体外に排出できない高齢者は、肺炎などの感染症になりやすい傾向にあります。

自分で痰を体内から排出することが困難な人の場合は、本人の力以外の方法で体内から排出することが求められます。医療的に痰を出しやすくする薬を服用したり、吸引器でたまった痰を吸い取ったりします。

喀血(かっけつ)

口から血を吐くことを意味します。
血を吐き出す原因は、肺や気管支の病気などです。
喀血の90%は肺結核によりますが、結核の激減とともに最近はほとんど見られなくなりました。
少量の喀血の場合は、肺癌、肺梗塞など重要な呼吸器疾患の症状であることが少なくありません。
血液は鮮やかな赤色で、泡が混じり、かたまりにくいです。
喀血と同様に血を吐く「吐血」がありますが、吐血は食道・胃・十二指腸などから出血した血液を吐くことです。
喀血が肺や気管支など呼吸器系からの出血であるのに対し、吐血は消化管系からの出血です。
吐血の場合は、胃酸の作用を受けて黒褐色になることが多いですが、喀血と吐血の識別は容易ではありません。

「喀出」の例文・用例

喀出

喀出を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●高齢者は痰の喀出ができにくくなる。
●誤嚥でむせた。異物を喀出できてよかった。

SNSでの「喀出」の使われ方

「喀出」の類義語

喀出の類義語はありませんでした。

「喀出」の対義語・反意語

喀出の対義語・反意語はありませんでした。