「建て付け」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2022-08-29

「建て付け」の意味とは

建て付けとは、組織やプロジェクトの構成、仕組み、枠組みという意味です。

「立て付け」と誤表記されることがありますが、正しくは「建て付け」です。
最近では国会でも多用されている言葉であり、「法律の建て付けが悪い」などの使われ方をすることがあります。

「建て付け」の語源

もともと「建て付け」とは建築用語であり、扉やふすま、障子などが建物にきちんとおさまっている具合のことを言います。
建て付けが悪ければ、住み心地の良い家とは言えません。

「建て付け」の例文・用例

建付け

建て付けを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●毎朝学校で、建て付けをしていた。
建て付けがないと生きている実感がなくなってしまいます。

SNSでの「建て付け」の使われ方

「建て付け」の類義語

「建て付け」は、すでに出来上がった既存の仕組みを指言葉ですが、建て付けの類義語には「座組み」や「スキーム」などがあります。
「座組み」はおおむね建て付けと同じニュアンスで使える言葉で、プロジェクトメンバーの構成や組織のことを指しています。
しかし「スキーム」は、まだ組織として立ち上がっていない状態で、「構想を実現させるための計画」のニュアンスを含んでいるため、建て付けと同一というわけではありません。
ただし境界は定まっておらず、単純に「建て付け」を仕組みや仕様のニュアンスで用いることもあります。

「建て付け」の対義語・反意語

建て付けの対義語・反意語はありませんでした。