「一周回って」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-07-03

「一周回って」の意味とは

一周回ってとは、思考や時間、経験などが一回りしたあと、また元に戻ってくるようなさまをいいます。

この言葉は、使用されるシーンによって意味合いが異なります。
主に三つに大別することができます。

  1. :価値観を指す場合
  2. :時代や流行のことを指す場合
  3. :経験を指す場合

以上の三つです。

1. 価値観を指す場合

この場合の「一周回って」は、「よくよく考えてみると」という意味になります。

あるものに対する評価や感想について、よく考えを巡らせた結果、別の考えに落ち着いたり、やはり初めの考えに戻ったりしたとき、「一周回って」と言います。

また、自分の抱いた感想が、世間の一般的な考えから外れていると思われるときも当てはまります。

例えば「あの俳優さんは一周回ってかっこいい」というと、一見そこまでかっこよく見えない、または一般的にかっこいいとされないような俳優さんだけれど、よくよく見ると格好良い、という意味になります。

まるで思考が頭の中を360度回ったようなニュアンスになります。

2. 時代や流行のことを指す場合

時代遅れだったり古臭いと言われたりしていたものが、時が経ったことによって逆に新鮮に見えてくることがあります。

この場合「一周回って」というと、「流行が巡り巡って」や「時代を超えて」という意味になります。

ひと昔前のものが時が巡って再び評価され、価値を見出されるようになることを「リバイバル」といいますが、この場合の「一周回って」はまさにそれと似ています。

例えば「90年代ファッションって一周回ってお洒落」とは、90年代の流行が過ぎた後、いったん廃れてダサいものとして扱われていたスタイルが、再び時代が変わってお洒落に見えてきたということです。

3. 経験を指す場合

たくさんの他のものと比較して吟味したのち、やっぱりこれが一番だという気持ちを表す際に「一周回って」を使います。

例えば、お洒落なファッションを追って派手な柄物やトレンドなどを着続けた結果、最終的にシンプルなスタイルに落ち着いた場合「一周回ってシンプルコーデが一番」といいます。

また、オムライスが好きで色々な店のオムライスを食べた後、一番美味しいと思う店を見つける事ができたとしたら「一周回ってやっぱりここのオムライスが好き」と言う事ができます。

「一周回って」の例文・用例

一周回って

一周回ってを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あのアイドルグループ昔は嫌いだったのだけど、一周回ってなんだか好きになってきた。
●お洒落すぎる人は一周回って ダサく見えることがある。

SNSでの「一周回って」の使われ方

「一周回って」の類義語

一周回っての類義語は、「逆に」です。

逆にとは、形容動詞の「逆だ」の連用形で、方向や状態が本来のものと反対であるさまを表す言葉です。

逆接の接続詞として「むしろ」や「かえって」といった意味で使用する場合、スラングのような表現になり「一周回って」と同義の言葉になります。

「彼はメタボ体型だけど、逆に好きになった」というと、本来メタボ体型は嫌われる傾向にあるが、自分はその傾向と反対の意見を持った、むしろそこがよかったというニュアンスになります。

この用法の「逆に」は、価値観を指す場合や、時代や流行のことを指す場合の「一周回って」と置き換えて使うことができます。

「一周回って」の対義語・反意語

一周回っての対義語・反意語はありませんでした。