「甘デジ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「甘デジ」の意味とは
甘デジとは、大当たりの確率が高いパチンコ台の通称です。
大当たりの確率を基準にしたパチンコ台の区分として、甘デジ以外にも「ミドル」や「ライトミドル」があります。
一般的にミドルが「1/319」前後、ライトミドルが「1/199」前後の確率で大当たりになるスペックを指します。
一方、甘デジは「1/99」前後のパチンコ台を指し、ミドルの確率と比較すると3倍以上も当たりやすいと考えられています。
ただし、大当たりの確率が高い分、出玉は他のスペックに比べて少ないと言われています。
とは言え、投資金額が少なく済み、より多く大当たり演出を楽しめるため、人気の高いタイプの一つです。
甘デジの新機種としてリリースされる場合もありますが、元々ミドルだったパチンコ台が甘デジに調整される場合もあります。
また、甘デジへの変更にともない、ミドルではお目にかかれなかった演出が追加されていたりします。
パチンコ店において主力機種として甘デジが設置されることは滅多にありませんが、あらゆる層のユーザーに人気があるため、複数の島(※)にわたって並べられていることが多いです。
(※島とは、パチンコ台やパチスロ台が並べられているエリアの単位のことです。)
ちなみに、昨今ではパチンコ店とパチンコメーカーの共同開発による甘デジ設定のPB(プライベートブランド)機も増えてきています。
「甘デジ」と「遊パチ」「デジハネ」との違い
甘デジと同様に当たりやすい機種を指す言葉として「遊パチ(ゆうぱち)」「デジハネ」があります。
2006年に「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ運営委員会」によって、「手軽に安く遊べる遊技機」の愛称の公募が行われ、選ばれたのが「遊パチ」です。
この呼称は「全日本遊技事業協同組合連合会」の商標として登録されています。
「デジハネ」もまた大当たりの確率が高いデジパチに対して呼称されます。
昭和期に流行した「羽根物(ハネモノ)」機のように当たりやすいことから、語尾に「ハネ」を付けているようです。
ちなみに、「デジハネ」はパチンコメーカー「サミー」の登録商標です。
これらの呼称は甘デジと同じ意味として用いることができますが、「遊パチ」「デジハネ」と異なり甘デジは商標登録されていないようです。
「甘デジ」の見分け方
甘デジは店側で秘密にされているスぺックというわけではないので、パチンコ台の周辺にあるポップや背もたれ、床などに案内がある場合がほとんどです。
あるいはパチンコ台の盤面に「遊パチ」や「99var」等の確率が記載されたマークが張られているケースもあります。
一番手っ取り早いのは、店員さんに聞いてみることです。
甘デジを目当てに来るお客さんも多いので、とくに問題なく教えてくれるはずです。
「甘デジ」の例文・用例
甘デジを使った例文・用例を紹介します。
●甘デジで追加された演出を楽しむ。
●持ち金が少ないので甘デジで我慢するか。
SNSでの「甘デジ」の使われ方
やっぱ甘デジだろうがなんだろうが脳汁は沢山出たよね! pic.twitter.com/y52H7nmD0L
— タジー@動画クリエイター (@taji_0723) January 28, 2022
はいふりは神台!
甘デジ設定1だと思うが楽しかった♡ pic.twitter.com/DKQOrFLUXq— としᯤ̣ (@HOTD_kwsk) January 28, 2022
「甘デジ」の類義語
甘デジの類義語は、「遊パチ」「デジハネ」です。
遊パチ、デジハネは甘デジと同じ「大当たりしやすい機種」の通称です。
ただし、遊パチは「全日本遊技事業協同組合連合会」の、デジハネは「株式会社サミー」の登録商標です。
「甘デジ」の対義語・反意語
甘デジの対義語は、「MAX機」です。
MAX機とは、大当たりする確率は小さいものの、その分、出玉が多いスペックを持つパチンコ台のことです。