「囲い」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-11-17

「囲い」の意味とは

囲いとは、特定の人物の熱狂的なファンという意味のネットスラングです。

よい意味で使われることは少なく、蔑称に近いニュアンスで使われる言葉です。

「囲い」の特徴

囲いは一般的には、「周囲を取り巻くこと」「塀や垣根など」という意味で用いられますが、ニコニコ生放送などにおいて、配信者に対して好意を寄せて常に味方になっているような人を「囲い」と呼ぶ用法が新たに生まれました。

「囲い」は、要人の警護にあたる私服警官のSPと同様に、守りたい対象を囲い込んで護衛します。

配信者の言動を常に味方し、擁護するのが特徴です。

「囲い」の注意事項

「囲い」はマイナスのイメージもある言葉で、思いを寄せるあまり周りからは煙たがれることも多くあります。

過度に「囲い」をする人は「囲い厨」と呼ばれ、蔑まれるので注意が必要です。「厨」とは「中毒者」や「マナーを守れないほどハマっていること」を表すネットスラングです。

「囲い」の表現の広がり

マイナスのイメージもある言葉ですが、ファンが自分から「私は〇〇の囲いです。」と名乗ったり、配信者が「囲み募集します」などと使う場合もあり、用法が広がっています。

「囲い」の普及の背景

ニコニコ放送や、Youtubeなどの動画配信サービスが普及し、配信した動画に視聴者がコメントすることが可能になりました。

動画配信がテレビとは異なり、参加型になったことで、コメント上でのファンの活動が活発になり、「囲い」が普及しました。

「囲い」の別の意味や使われ方

ネットスラングではない、一般的な意味で使われることも多い語です。文脈で判断しましょう。
―畑に囲いをする。
―囲いの中へ追い込む。

「囲い」の例文・用例

囲い

囲いを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●放送中のコメント、囲いだらけだよ。
●私も囲いになろうかな。

SNSでの「囲い」の使われ方

「囲い」の類義語

囲いの類義語はありませんでした。

「囲い」の対義語・反意語

囲いの対義語・反意語はありませんでした。