「玉あげ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「玉あげ」の意味とは
玉あげとは、ラーメンの麺を茹でるときに使う、ステンレス製のざる
のことです。ざるごと鍋で麺を茹でてそのまま湯切りができるのが大きな特徴です。
鍋の中で麺を茹でる際、麺を玉あげで掬い上げ、余分な水気を切ったり、麺を均一に茹で上げたりする役割を果たします。
玉あげには、右手で使う縦型(振りざる、テボ)と左手に持ち右手で箸を持って麺をすくう横型(平ざる)の2種類があります。また、厚手のものと薄手のものとがあります。
玉あげの形や大きさは、店主のこだわりや調理スタイルによって異なっており、店ごとの個性のひとつとも言えるでしょう。また、玉あげで麺を掬い上げる技術も、ラーメンの美味しさに関係する重要な要素です。経験豊富な店主は、玉あげを巧みに操り、麺を均一に茹で上げ、スープと麺をしっかりと馴染ませます。
「玉あげ」のメリットとデメリット
玉あげは通常1人前サイズに作られているため、麺を引き上げる際の分量にばらつきが出ずに済むというメリットがあります。その反面、本来は「多くの湯の中を麺を泳がせるように茹でる」べきであるところ、狭いざるの中で茹でなければならないと言うデメリットがあります。それにより、麺に付着している粉が麺からうまく剥がれず、麺が固まる原因になることがあります。
「玉あげ」の例文・用例
玉あげを使った例文・用例を紹介します。
●店主は、丁寧に麺を玉あげに上げ、余分な水気を切っていました。
●軽量な玉あげは、麺を素早く動かすことができ、時間短縮にもつながります。
SNSでの「玉あげ」の使われ方
毎度、福岡に幾度に購入しているこのラーメンのためにあると言っても過言ではない4.5Lの鍋と玉あげ pic.twitter.com/5Hqx7kBJ36
— noblast86@運動不足 (@noblast86) January 30, 2017
フライパンをとんとんやりながらオムレツを作る綺礼。ラーメンの湯切りで、ざっざかと玉あげをふる綺礼。カレーライス用の大量のタマネギを切る綺礼。そして炒める綺礼。チャーハン作りの際、中華鍋をふるう綺礼。目は常に死んでいるし無言。
— さんちょす (@glaenzen_sunson) June 10, 2012
「玉あげ」の類義語
玉あげの類義語は「麺あげ」です。意味は同じです。
「玉あげ」の対義語・反意語
玉あげの対義語・反意語はありませんでした。