「ぷに子」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ぷに子」の意味とは
ぷに子とは、柔らかくて張りのある肌を持つ、ふっくらとした体型の女性を指す言葉です。
柔らかく弾力のあるさまを表す「ぷにぷに」と「女の子」を組み合わせた造語です。
女性向けファッション誌「CanCam(小学館)」が2013年7月号の中で、ぷに子が多くの男性に注目されていると特集したことで、一躍話題となりました。
同誌は、身長155cmで55~64kg相当の体型を「ぷに子」と定義しています。
「ぷに子」と「ぽっちゃり」の違い
「ぷに子」に似ている用語として「ぽっちゃり」がありますが、この両者の違いは何でしょうか。
ぽっちゃりは、ふっくらとして愛らしい体型を指す言葉です。
ぷに子もまた「ぽっちゃり体型」の女性を指しますが、それに加えて「ぷにぷにとした肌」であることも特徴的です。
要点をまとめると、ぷに子とは以下の2つの特徴を合わせ持っています。
・ふっくらとした体型(ぽっちゃり体型)
・柔らかくて張りのある肌(ぷにぷにとした肌)
ぽっちゃりが特定の「体型」のみを表す用語なのに対して、ぷに子は特定の「体型」と「肌の質感」を表します。
しかし、一般的な用法として、ここまで厳密に使い分けている例は稀かもしれません。
ただ単に、ぽっちゃり体型をより可愛らしく表現するために「ぷに子」が使われることも多いです。
逆に、比較的スリムな体型をしていても、お肌がぷにぷにな女性のことを「ぷに子」と呼ぶ場合もあります。
「ぷに子」の流行と衰退
2013年6月にavexと『CanCam』が共同で「全国ぷに子オーディション」を開催し、約3500名の応募者がありました。
そして、オーディションを勝ち抜いた10人の女性はアイドルユニット「Chubbiness(チャビネス)」として活動を開始し、人気を博しました。
「Chubbiness」とは英語で「ふくよかさ」を表す名詞で、メンバーには「ぷに子」に相応しい体重を維持する義務が課せられていました。
このように「ぷに子」は2013年~2015年にかけて流行していましたが、現在は当時ほど使われる機会は減りました。
厳しい体型維持の規則のもと活動を続けていた「Chubbiness」も、2019年3月に惜しくも解散しています。
「ぷに子」の代表的なアイドルやタレントは?
ぽっちゃり体型&ぷにぷに肌の女性を表す「ぷに子」ですが、具体的にどんな人物が該当するのでしょうか。
例えば、日本テレビの水卜麻美アナウンサーは「ぽっちゃりキャラ」として有名です。
彼女が「好きな女性アナウンサーランキング」で初めて1位を獲得したのは2013年。
まさに「ぷに子」がブームだった時期でした。
他にも「ぷに子」と評されるタレントとして、磯山さやかが有名です。
2015年には『CanCam』の姉妹誌である『AneCan』で、専属ぷにモデルに任命されています。
「ぷに子」の例文・用例
ぷに子を使った例文・用例を紹介します。
●痩せすぎよりぷに子ぐらいの体型のほうが好み。
●ぷに子のようなもちっとした肌になりたい。
SNSでの「ぷに子」の使われ方
腰痛でジョギング出来ないんだけど、あっという間にお腹にぷにぷに復活してきた
怖いよぅ
あと、走ってるんでしょ、みたいに思ってる方々にズルしてるような申し訳ない気持ちもある
でも丸1ヶ月休むことにしたので10月から再開
それまでに二段腹ぷに子で生きます#ダイエット— こころ (@7BJ2ATD7UVkNkGF) September 15, 2021
ぷに子がまっちょになっちゃう…
— うにりす (@uniris4696) September 24, 2021
「ぷに子」の類義語
ぷに子の類義語は、「ぽっちゃり」「マシュマロ女子」「もてぷよ」です。
ぽっちゃりとは、ふっくらとした愛らしい体型を指す言葉です。
マシュマロ女子とは、ぶんか社の女性向けファッション誌『la farfa』の造語で、ぷに子と同様に「色白でぽっちゃりとした女の子」を指す言葉です。
もてぷよとは、男ウケが良いふっくらとした女性を指す言葉です。「モテる」と「ぷよぷよ」を組み合わせた造語で、光文社の女性誌『STORY』によって提案されました。
「ぷに子」の対義語・反意語
ぷに子の対義語は、「スレンダー女子」です。
スレンダー女子とは、スラっとしたスリムな体型の女性を指す言葉です。