「カワイソス(´・ω・)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「カワイソス(´・ω・)」の意味とは
カワイソス(´・ω・)とは、可哀想を意味するネットスラングです。
主に悲しい出来事や辛い体験をした人に向けて、同情を込めて使われることが多いです。
ただし、あまり深刻でない状況に対して気楽に投げかける言葉として用いるのが一般的です。
「人の生き死に」や「病気」など深刻な悩みを抱えている人に使ってしまうと、嘲笑しているかのような印象を与える恐れがあります。
「カワイソス(´・ω・)」の表記には以下3パターンありますが、全て同じ意味で用いられます。
・「カワイソス(´・ω・)」:顔文字を後ろに持ってくるパターン
・「(´・ω・)カワイソス」:顔文字を前に持ってくるパターン
・「カワイソス」:顔文字を付けないパターン
ごく稀に「(´・ω・)」のように顔文字だけで「可哀想」を表現する場合もありますが、一般的な用法ではないため相手に伝わるかどうかは運次第です。
また、あくまでインターネット掲示板やSNSの投稿で使用される言葉であり、上記のどのパターンも日常会話やビジネスではほとんど使われません。
「カワイソス(´・ω・)」の由来
「カワイソス(´・ω・)」はインターネット掲示板「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」で2005年頃から使われ始めた言葉です。
「カワイソス(´・ω・)」が誕生したきっかけに関しては、以下の2説が唱えられています。
・2005年に2ちゃんねるで実施された「全板人気トーナメント」の際の雑談スレッドでの書き込みが由来
・2005年に山田ウイルスに感染した肉じゃがさんを同情する書き込みが由来
前者については詳しい経緯がわからなかったので、ここでは説として有力な後者について解説します。
まず、山田ウイルスとは、コンピュータウイルス(トロイの木馬)の一つです。
山田ウイルスは、感染者のPC画面を一定時間ごとにキャプチャーし、特定のメールアドレスに転送したり、WEB上にアップロードしたりします。
2005年に、とある人物のPC画面が山田ウイルスの感染によってネット上に晒されてしまう、という騒動が起こりました。
キャプチャーされた画面が「肉じゃがのレシピ」だったことから、彼のことを「肉じゃがさん」と呼ぶようになりました。
この時、ウイルスに感染していることに気付かないままプライベートな画面がネット上に晒されてしまっている肉じゃがさんに対して、掲示板ユーザーが同情的に使い始めたのが「カワイソス(´・ω・)」でした。
以来、「カワイソス(´・ω・)」の語感の良さが受け、ネットスラングとして普及しました。
「カワイソス(´・ω・)」の例文・用例
カワイソス(´・ω・)を使った例文・用例を紹介します。
●毎朝学校で、カワイソス(´・ω・)をしていた。
●カワイソス(´・ω・)がないと生きている実感がなくなってしまいます。
SNSでの「カワイソス(´・ω・)」の使われ方
踊ってたらギルメンの抜け殻が居たので一緒に(*n´ω`n*)
雷に撃たれて髪がアフロになっちゃってる(´・ω・)カワイソス#ラグオリ#ラグオリレポートpic.twitter.com/5CHn001rLu
— まめゴマ (@mame_goma08) September 25, 2021
拾いもの。
痛そう(´・ω・)カワイソス pic.twitter.com/VjT02fKzsN— 龍馬?(Ryoma) (@ryoma_yokohama) September 27, 2021
「カワイソス(´・ω・)」の類義語
カワイソス(´・ω・)の類義語はありませんでした。
「カワイソス(´・ω・)」の対義語・反意語
カワイソス(´・ω・)の対義語は、「裏山」です。
裏山とは、「羨ましい」を意味するネットスラングです。