「モンテ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「モンテ」の意味とは

モンテとは、「乳化」という意味です。
ソースづくりでは、モンテ(乳化)することで、とろみやつやを与えます。
生クリームや卵白を泡立ててかさを増する時に使われることもあり、本来のモンテの使われ方である「高くする」の意味を持っています。

「乳化」とは

乳化とは、本来であれば混ざらないものどうしを混ぜることです。
通常、水と油は混ざることはなく、同じ入れ物に入れても分離し二層に分かれます。
しかし、激しく振って混ぜるなどすると、白っぽくとろみのある液体に変化し、一時的に混ざったようなような状態になります。
これが一時的に乳化している状態です。
この原理は、市販のドレッシングなどでも利用されており、放っておくとまた分離し、元の状態に戻ります。
一時的ではない、安定した乳化の状態を保つためには、「乳化剤」が必要です。
モンテの場合は、バターに含まれる「乳カゼイン」を利用した乳化が進みます。
十分に冷蔵したバターを熱いソースに加え、溶け切らないうちに混ぜ込むことで、つやを持ったとろみの付いたソースが完成します。

「モンテ」の別の意味や使われ方

お菓子作りでのモンテは、卵白などをかさ増しのために泡立てたり、別々に作ったお菓子を組み上げてひとつにすることを言います。

「モンテ」の例文・用例

モンテ

モンテを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●仕上げにバターをモンテしたら出来上がり。
●バターがない時は、マーガリンでもモンテできるのかな。

SNSでの「モンテ」の使われ方

「モンテ」の類義語

モンテの類義語はありませんでした。

「モンテ」の対義語・反意語

モンテの対義語・反意語はありませんでした。