「ジベタリアン」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ジベタリアン」の意味とは
ジベタリアンとは、1990年代後半に渋谷界隈で流行した若者言葉で、地べたに座ったり、寝っ転がっている人という意味です。
当時の若者の間では、自由で個性的であることが重視されていたことから、強く支持されました。
また、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、若者の間でヒップホップやスケートボードなどのストリートカルチャーが流行したことも、ジベタリアンの流行に影響を与えました。
これらのカルチャーでは、地べたに座ったり寝転んだりする姿勢が頻繁に見られ、ジベタリアンもその影響を受けたと考えられています。
「ジベタリアン」の語源
語源は、ベジタリアン(vegetarian)と地べた(jibetan)を掛け合わせたものです。
一見すると間違えそうな言葉に、「ベジタリアン」がありますが、ベジタリアンは肉や魚を食べない菜食主義者のことです。
「ジベタリアン」が流行した背景
ジベタリアンが流行した背景には、いくつかの要因があります。
ひとつは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、若者の間でヒップホップやスケートボードなどのストリートカルチャーが流行したことです。
これらのカルチャーでは、地べたに座ったり寝転んだりする姿勢が頻繁に見られ、ジベタリアンもその影響を受けたと考えられています。
もうひとつは、当時の若者の間で、自由で個性的であることが重視されていたことです。
ジベタリアンは、従来の常識にとらわれない自由で個性的なスタイルとして、若者たちから支持されました。
「ジベタリアン」の現在
ジベタリアンは、2000年代初頭にかけて徐々に流行が衰退しましたが、現在でも一部の若者の間で使われており、再び注目を集める言葉になりつつあります。
「ジベタリアン」の例文・用例
ジベタリアンを使った例文・用例を紹介します。
●最近この界隈も、ジベタリアンが増えて、印象悪くなったなあ。
●ジベタリアンって、服が汚れるの気にならないのだろうか。
SNSでの「ジベタリアン」の使われ方
元祖ジベタリアン pic.twitter.com/a7bshnYNxL
— 安藤なつ(メイプル超合金)🟣 (@mapleandonatsu) November 27, 2018
昭和~平成初期あるある
ジベタリアンが多かった
1997年頃から使われるようなったジベタリアンと言う言葉は現在は死語ですが、ところ構わず地面に腰をついて座る人を意味する言葉で、当時は渋谷を中心に若者達がコンビニ前や電車などで座り込む光景が良く見られました。 pic.twitter.com/erWwBnRHTm
— レトロ 颯 (@Retrohayate) April 1, 2023
「ジベタリアン」の類義語
ジベタリアンの類義語は、「地べた族」です。
これらの言葉は、いずれも、ジベタリアンと同じように、地べたに座ることを指しています。
「ジベタリアン」の対義語・反意語
ジベタリアンの対義語は、「椅子座り」です。
これらの言葉は、いずれも、ジベタリアンとは異なり、椅子やソファなどに座ることを指しています。
ジベタリアンは、より自由で個性的であることを求める人を指しているのに対し、これらの言葉は、より一般的で保守的な座り方を表しています。