「り」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-10-15

「り」の意味とは

とは、了解という意味です。

「り」の語源

りの語源は、「りょ」です。「了解」の短縮表現は、以前は「りょ」が主流でしたが、現在では最も短い1文字の短縮形「り」が台頭しています。

「り」の特徴

SNS上では、より速くやり取りするために、キーボードでローマ字入力をする際に、入力を省略するスラング(俗語)が生まれやすくなります。「り」もその一つです。

「りょうかい」と入力すべきところを、「ri」→「り」とだけ入力し、返信することで、相手により早くメッセージを伝えることができます。
以前は「ryo」→「りょ」という表現がよく用いられていましたが、ローマ字入力の手間をより省いた「り」をよく見るようになりました。

「り」は2019年8月に実施された、10代女子が選ぶ「流行りの若者言葉・略語」の1位に選ばれました。
この調査は、バイドゥが提供する入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」が実施したもので、10代女子のSimejiユーザーへアプリ上でアンケートを行い、そのデータをランキング化したものです。(有効回答数は10代の女子8,282人。集計期間は2019年7月18日~7月26日。)

「り」の注意事項

今後、さらに入力の手間が省かれ「r」だけで「了解」の意味をもつ時代がくるかもしれません。

ただし、「r」の出てくる表現はネット上にすでに存在しており、混同される可能性もあります。
ネット上の掲示板やコメントで、文末に「(ry」を付ける表現がありますが、これは「以下略」の省略表現です。
(以下略)→(略)→(りゃく)→(ryaku)→(ry という構造になっています。

―だからあれほどやめ(ry (「だからあれほどやめとけって言ったのに」という意味)
―※(ry (「※ただしイケメンに限る」という意味)

「り」の利用時の注意点

あくまで、お互いが使い方を知っている場面で用いられる表現です。
意味を知らない人に対して用いると、伝わらないことがあります。
また、目上の人や年配の方に用いると、失礼にあたる場合もありますので、使う場面と場所には注意が必要です。

「り」の例文・用例

り

りを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●「今日一緒に帰ろう」「
●「こないだ貸した本早く返して~」「りり!!(了解了解!!) 忘れてた~ごめん!」

SNSでの「り」の使われ方

「り」の類義語

りの類義語は、「じゅ」です。
意味は、「受信した」です。
相手に対して、「あなたが言ったことを理解した、受け取った」という意味で使われます。
「了解」の「りょ」「り」と似ていますが、了承するかどうかは示さず、単に情報として受け取る意味合いがあります。

「り」の対義語・反意語

りの対義語・反意語はありませんでした。