「アナフィラキシー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アナフィラキシー」の意味とは
アナフィラキシーとは、アレルギーのうち、急激なショック症状を引き起こすものという意味です。
「アナフィラキシー」の語源
アナフィラキシーの語源は、ドイツ語で「無防備な」「防御を欠く」を意味する「anaphylaxie」です。
「アナフィラキシー」の特徴
アナフィラキシーとは、アレルギーの一種で、抗原抗体反応により急激なショック症状を起こすことです。
皮膚や呼吸、循環器などに重い症状を引き起こし、死亡することもあります。
「アナフィラキシー」の英語表現
英語では、「anaphylaxis」と表現します。
―an anaphylactic shock(アナフィラキシー・ショック)
「アナフィラキシー」の原因
アナフィラキシー反応が起こる原因となるのは、おもに注射による薬物で、ペニシリンやセフェム系などの抗血清(解毒薬)などがあげられます。
まれに、内服薬や目薬で起こることもあります。
また、ハチの毒、蕎麦、エビ、魚介類などの食物によっても起こります。
「アナフィラキシー」の症状
アナフィラキシーの症状は、口や手足のしびれ、じんましん、冷や汗などで始まり、しだいに脈が非常に弱くなり、血圧が急激に低下するのが特徴です。
そのまま放置すると、呼吸困難、チアノーゼ(動脈血の酸素不足のため皮膚や粘膜が青白くなる反応)、意識を失うといった激しい反応が現れます。
病変の進行は非常に早く、治療が遅れると死亡することもあります。
「アナフィラキシー」の治療
意識障害や血圧低下をともなうアナフィラキシーショックを起こした場合には、救急処置が必要です。
注射によって起こったショックは病院内にいれば、ただちに処置できますが、内服薬などが原因で、家庭で起こった場合には、すぐに救急車を呼ぶなどして病院へ行ってください。
「アナフィラキシー」の例文・用例
アナフィラキシーを使った例文・用例を紹介します。
●予防接種のときは、いつもアナフィラキシーなどのアレルギー反応が出ないか心配です。
●そばアレルギーで、そばを食べるとアナフィラキシーショックが出るかも。
SNSでの「アナフィラキシー」の使われ方
本日僕に新しい病気?「カフェインアレルギー」が見つかりました。朝、緑茶を1杯飲んだら痙攣と吐き気に襲われ四つん這いで病院に行って色々点滴してました。これからはチョコもコーラも飲んだり食べたりしたらアナフィラキシーで亡くなる確率があるので今後は飲み食いできません…涙
— ひまの子 (@King_himanoko) January 31, 2021
スズメバチの毒は
様々な毒性物質を複雑に混合させたもの
アナフィラキシーショックを引き起こす毒
炎症を起こす毒
呼吸不全を起こす毒
蛋白質と細胞膜を分解する毒など
ゆえにスズメバチの毒は「毒のカクテル」と呼ばれている— 創作のネタ提供(雑学多め) (@sousakubott) January 31, 2021
「アナフィラキシー」の類義語
アナフィラキシーの類義語はありませんでした。
「アナフィラキシー」の対義語・反意語
アナフィラキシーの対義語・反意語はありませんでした。