「アンコール」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アンコール」の意味とは
アンコールとは、コンサートなどで本編が終わった後、再登場や追加演目を求めて観客が掛け声や手拍子をすることです。また、追加で演奏すること自体を指します。
「アンコール」の語源
アンコールの語源は、フランス語の「encore」です。
「再び」「もう一回」という意味を持つことから、再度の演奏を希望するという意味で使われるようになりました。
フランス語圏よりも、英語圏やアジアで主に使われています。
「アンコール」の特徴
ポップスのコンサートやライブでは、本編が終了すると一旦出演者が全員退場しますが、そのまま観客が拍手をし続け、いつのまにか手拍子になるというのが現在の一般的なアンコールの合図です。
昔の歌謡曲コンサートなどでは「アンコール!アンコール!」といった掛け声が聞かれることもありましたが、現在は手拍子がほとんどそのままアンコールを意味します。
アンコールに応えて再登場する際は衣装チェンジをしていることが多く、ツアーTシャツに着替えて出てくる場面などもよく見られます。
アーティストにもよりますが、本編よりもややくだけたMCや告知などを挟み、2~4曲ほどを演奏するのが一般的です。
またクラシックコンサートにおいては、プログラムに記載されている本編が終わったあともスタンディングオベーションが起こったり拍手が鳴り止まない場合、アンコールとして追加の小曲などが演奏されることがあります。
「アンコール」の派生パターン
「アンコール」の派生パターンをご紹介します。
アンコール曲
アンコールに応えて再登場した際に演奏された曲目のことを指します。
お馴染みの曲からライブで演奏されるにはちょっとレアな曲、カバー曲などファンの間で話題になりやすいです。
ダブルアンコール
一度アンコールが終わって退場した後、再度アンコールがかかることです。
稀に、トリプルアンコールまで発展することもあります。
アンコール上映
こちらは、上映が終わった映画などを、お客さんの要望に応えて再度上映することです。
「アンコール」の例文・用例
アンコールを使った例文・用例を紹介します。
●アンコールでデビュー曲を弾き語りでやったの?!見たかったな~!!
●たくさんのアンコールありがとうございます!
SNSでの「アンコール」の使われ方
初日無事終了しました‼️
トリプルアンコールにスタンディングオベーションありがとうございました、めちゃくちゃ染み渡りました?ありがとうございます?‼️
コロナ禍、本当に人生観変わりました。
お会いできて拍手いただけるなんて尊すぎる。大感謝‼️
幸せや笑顔をお持ち帰りいただけますように‼️ pic.twitter.com/sdFMAX2NEK— しぶとい中川翔子?⭐️ (@shoko55mmts) April 7, 2021
アンコールの曲、みんなでクラップしてほしいってお願いされるんだけど、ティーが「みんなの大切なうちわとペンライトはいったん置いてね。」って、オタクにとってうちわとペンライトが「大切」であることを理解してくれてるティーが本当に好き。
— あず (@marumaruchan_v) April 6, 2021
「アンコール」の類義語
アンコールの類義語は「リバイバル」です。
昔の映画やTV番組が再度上映されたり放映されたりすることです。
「アンコール」との違いは、アンコールには「ファンや観客の要望に応えて」というニュアンスが強く含まれている点です。
「アンコール」の対義語・反意語
アンコールの対義語・反意語はありませんでした。