「色止め」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-01-16

「色止め」の意味とは

色止めとは、食材の変色を防ぐための手順のことです。
色鮮やかな食材で料理をすることによって、盛り付けも綺麗に仕上がります。

「色止め」が必要な食材とその手順

色止めの方法は食材によって違います。いくつかご紹介します。

青菜

ほうれん草や小松菜などの青菜は、お湯でさっと茹でたらすぐにたっぷりの冷水につけて冷やすことで綺麗な緑色を保つことが出来ます。

ナス

ナスの紫色は非常に変色しやすいです。いくつかの色止めの方法がありますが、①素揚げする②ミョウバンを使って色止めする③茹でる時にお湯に酢を入れる、などがよく使われる方法です。

リンゴ

リンゴに含まれるポリフェノールは酸化しやすいため、切ってしばらくすると茶色くなってしまいます。
これを防ぐには、塩水につける方法が有名です。また、ハチミツを入れた水に浸しても色止めすることができます。

アボカド

アボカドもリンゴ同様、ポリフェノールの働きで茶色く変色しやすい食材です。
代表的な色止めは切った断面にレモン汁をつける方法ですが、お酢やオリーブオイルでも代用できます。
また、密閉容器に切った玉ねぎを一緒に入れておいたり、レンジで10秒ほど加熱するといった方法もあります。

「色止め」の例文・用例

色止めを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ほうれん草はきちんと色止めするひと手間で、シンプルな料理でも美味しそうに見えるよね。
色止めの方法を知っておくととても便利だよ。

SNSでの「色止め」の使われ方

「色止め」の類義語

色止めの類義語は、「色出し」です。
青菜などは塩茹ですることでより緑色が鮮やかになります。これを色出しといいます。
色止めが「変色が進むのを防ぐこと」に対し、色出しは「野菜の持つ色の鮮やかさを引き出す」工程になります。

「色止め」の対義語・反意語

色止めの対義語は「変色」「色落ち」「色移り」です。
変色は、時間が経つことで食材の色が変化してしまうことの総称です。
その中でも「色落ち」「色移り」は特にナスに使われることが多く、ナスの紫色が水溶性なためゆで汁に色が出ていってしまうことを指します。