「ロイヤリティー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ロイヤリティー」の意味とは
ロイヤリティーとは、フランチャイズチェーンに加盟した店舗が本部である企業に払う権利使用料のことです。
フランチャイズチェーンの代表的なものには、コンビニエンスストアやファミリーレストランが挙げられます。加盟店はロイヤリティーを払う代わりに、知名度やノウハウ、商品やサービスを利用したり、運営上のサポートを受けられたりするというメリットがあります。なお、本部である企業をフランチャイザー、加盟店舗をフランチャイジーといいます。
「ロイヤリティー」の語源
「ロイヤリティ(royalty)」とは著作権、商標権などの「権利使用料」という意味を表す英語です。権利者に対して支払う「ライセンス料」や「著作権使用料」がこれに当たります。
なお、元々は「royal(王権のもとにある)」という単語に「ty」が付いたものであることから、「王族・王権・王位」の意味合いが強い単語ですが、日本ではこのような意味では使われません。
また、ロイヤリティに非常によく似た言葉に「ロイヤルティ(loyalty)」という英語がありますが、これは「忠義や忠誠、誠実」を表す別の単語で、主にブランド、店舗、サービスなどに対する「愛着心」や「こだわり」を表すマーケティング用語で用いられます。ただし、一部のフランチャイズ本部では「ロイヤルティ」と表記されている場合もあります。この場合の意味合いは「ロイヤリティ」と同じと考えて問題ないでしょう。
「ロイヤリティー」の方式
ロイヤリティの決め方や支払い方法は企業によって異なります。主に次の3つの方式があります。
売上歩合方式
売上に対してあらかじめ決められた割合の金額を支払う方式で、最も一般的なものです。
粗利分配方式
売上高から仕入れにかかった費用を差し引いて算出した売上総利益(粗利)に対し、一定割合の金額を支払う方式です。コンビニエンスストアでは多く採用されています。
定額方式
売上額にかかわらず毎月決まった金額を払う方式です。最も分かりやすい方式ですが、売上額によって、負担となる割合が増減するというデメリットがあります。
「ロイヤリティー」の例文・用例
ロイヤリティーを使った例文・用例を紹介します。
●フランチャイズの加盟店は多額のロイヤリティーを支払う必要がある。
●加盟店になるなら、ロイヤリティーの方式について事前に確認しておいた方がいいよ。
SNSでの「ロイヤリティー」の使われ方
おはよう。
フランチャイズって調べてみたらいっぱいあるんですね?こんなこと言っていいのかわかんないけど、本部が直営で上手くいく保証がないから、契約料やロイヤリティーを取って損をしないシステムとか、両親が某コンビニのフランチャイズで失敗して引越した友達が何度も言ってた?— ぴあのそろあ (@_o070o_) January 5, 2021
【業種別損益計算書の形シリーズ③】
コンビニ3社
・セブンイレブン
・ファミリーマート
・ローソン特徴としてはやはりフランチャイズからのロイヤリティー収入が特徴的で、小売業の中で抜群に原価率が低いという傾向があります pic.twitter.com/9VN7V7enC3
— 【#会計クイズ】大手町のランダムウォーカー (@OTE_WALK) January 6, 2021
「ロイヤリティー」の類義語
ロイヤリティーの類義語は、「ロイヤリティ」や「ローヤリティ(ー)」です。意味はロイヤリティーと同じです。
「ロイヤリティー」の対義語・反意語
ロイヤリティーの対義語・反意語はありませんでした。