「ビッチ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ビッチ」の意味とは
ビッチとは、性に奔放な女または性格の悪い女という意味の俗語です。
ビッチの語源は英語ですが、英語圏と日本とで用法や意味合いがやや異なります。
各言語における用法・意味合いを解説します。
英語圏における「ビッチ」
英語で「ビッチ」は「bitch」と書きます。
一般的な英和辞典で「bitch」を調べると、主に以下2つの意味が出てきます。
1.雌犬
2.尻軽女、阿婆擦れ女
一方、近年の英語圏におけるビッチの意味合いはさらに多様化しつつあります。
もともとは古英語の「bicce(雌犬)」を起源とする言葉で、転じて「性に奔放な女」や「不貞を働く女」に対する蔑称として使用されていました。
現在でも、このような用法で使われることは珍しくありませんが、さらに抽象的に「性格の悪い女」全般を指すケースが多くなってきました。
また、一部では「イケてる女」を指す場合もあり、必ずしも否定的なニュアンスばかりで使用されるわけではないようです。
とは言え、多くの場合「ビッチ」は侮蔑的に受け取られるため、無暗に使うのは避けたほうが良いでしょう。
また、英語圏では「bitch」を含む慣用表現がいくつか存在します。
中でも「Son of a bitch(サノバビッチ)」は有名で、直訳すると「雌犬の息子」という意味ですが、「クソ!」「畜生!」といった感嘆詞の用法で使われます。
日本における「ビッチ」
日本においては「性に奔放な女」という意味合いで「ビッチ」が用いられるのが一般的で、英語圏のような多義性はありません。
ただし、実際に「性に奔放な女」であるかどうかはあまり関係が無く、そのような雰囲気を持っていたり、セクシーな服装を身にまとっている女性に対して表現されたりします。
品行の悪い女を罵る言葉として「阿婆擦れ(あばずれ)」がありますが、これとは異なり、ビッチには「性格の悪さ」や「意地の悪さ」といった付加的なニュアンスが加わるケースも少ないです。
「ビッチ」と「ヤリマン」の違いは?
ビッチに類似している表現として「ヤリマン」があります。
前述の通り、ビッチは「性に奔放な女」を連想させる雰囲気や服装をまとっている場合に呼称されます。
一方、ヤリマンは「性に奔放な女」が事実であると認識されている場合にのみ使用されます。
そのため、主に性行為の経験が豊富だったり、気軽に性行為に及ぶ女性に対して「ヤリマン」と表現することが多いです。
「ビッチ」の例文・用例
ビッチを使った例文・用例を紹介します。
●絶対あの女はビッチだ。
●ビッチな服装で男を誘う。
SNSでの「ビッチ」の使われ方
ビッチとゆうよりへんたいです(´;ω;`)
— めるる@えろ (@meronn88) November 3, 2021
多様性の統一、既視感があったの清楚系ビッチだ多分
— 皐月/Rokusho (@harunowari) October 26, 2021
「ビッチ」の類義語
ビッチの類義語は、「阿婆擦れ」「ヤリマン」です。
阿婆擦れとは、厚かましく品行の悪い女を意味する罵り言葉です。
ヤリマンとは、性に奔放な女を表す俗語です。
「ビッチ」の対義語・反意語
ビッチの対義語・反意語は、「清楚」です。
清楚とは、控えめで清潔感のある様を表す言葉で、一般的にそのような女性に対して使用されます。