「イレオストミー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「イレオストミー」の意味とは
イレオストミーとは、回腸ストーマのことで、手術によって腹部に造設する小腸の開口部のことです。
癌や炎症性腸疾患のために、直腸や結腸を使用しないようにするため、回腸を体外に誘導し造設します。
「イレオストミー」の種類
イレオストミーには、永久的に造設される「永久的回腸ストーマ」と、一時的に造設される「一時的回腸ストーマ」があります。
永久的回腸ストーマ
永久的回腸ストーマの造設手術では、津城直腸と肛門が切除されます。
ストーマは皮膚から少し出っ張った形をしていることが多く、排せつ物は軟便もしくは水様便ですが、排泄パターンはどんなものをどのくらい食べたかにより日々変化します。
一時的回腸ストーマ
一時的回腸ストーマは、何かの理由で腸の手術をする場合に造設されることがほとんどです。
通常であれば最初の手術から3~6ヵ月で閉鎖され腹部に戻されますが、場合によっては長期間保持されることもあります。
また、この場合2つの開口部が作られ、一方の開口部は皮膚から突き出た形をし、排泄物する側となります。
もう片方の開口部は平らになっており、腸の残りの部分に繋がっています。
「イレオストミー」の注意と管理
回腸には酸と消化酵素が含まれていることから、それらにより皮膚の炎症を起こす場合があります。
そのため、排せつ物が皮膚に付着しないように格別の注意が必要です。
また、イレオストミーの手術をすると脱水症状を起こしやすくなります。
体に必要なミネラルが失われることがないよう、水分補給とサプリメントの摂取を医師と相談するようにしましょう。
また、術後は腹部の筋肉が弱っているので、重いものを持ち上げたり腹部に負担のかかる作業は控えたほうがよいでしょう。
「イレオストミー」の例文・用例
イレオストミーを使った例文・用例を紹介します。
●この食事はイレオストミーの方にお勧めします。
●イレオストミーは腸液が多く出るのでケアが大変です。
SNSでの「イレオストミー」の使われ方
イレオストミーパウチにフリーカット凸面15mm-60mmのワイドサイズが新たに加わりました。
より多くの方に装着時の安心感と快適さを。詳細はこちらhttps://t.co/kHfiuslhop#新製品#イーキンドット#イレオストミー#ストーマpic.twitter.com/WTP4dkEOU8— イーキンジャパン株式会社 (@eakinjapan) October 30, 2018
俺たちIBDの食事では『前食べた時は大丈夫だったのに今回は下痢した』みたいな事ってあると思うんだけど
俺はイレオストミー(小腸ストマ)で、よく噛んで食べるとか量を適切にするだけで出てくる便の状態が結構変わったりするのね
小腸ストマだから目に見える変化として現れるけど、大腸までちゃん↓
— がく。 (@porco_rosso2147) August 3, 2020
「イレオストミー」の類義語
イレオストミーの類義語はありませんでした。
「イレオストミー」の対義語・反意語
イレオストミーの対義語・反意語はありませんでした。