「黒星」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「黒星」の意味とは
黒星とは、相撲の星取表で負けのしるし(●)です。
「黒星」の語源
黒い丸(●)を「黒星」と呼ぶのは、江戸時代頃の日本では丸い印のことを「星」と呼んでいたことに由来しています。江戸時代までの日本は、丸印が星に見立てられていました。
「黒星」の特徴
相撲においては、勝負の結果を、勝ちを「〇」、負けを「●」で表現し、星取表と呼ばれる表に記載していきます。
黒星とは、負けを表す「●」のことで、勝負に負けたことを表します。
「黒星」の英語表現
英語では、「負け星」を直訳して「a black mark」「a defeat mark」と表現したり、「負け」という意味の「a defeat」「a loss」と表現します。
―The sumo wrestler has a lot of losses.[He has a large number of defeats.](その力士は黒星が多い。)
―He has more losses than wins.(彼は黒星が先行している。)
-The yokozuna lost for the first time in this tournament.(横綱は今場所初の黒星を喫した。)
「黒星」の別の意味や使われ方
相撲の黒星の意味から転じて、「失敗」「失策」という意味で使われる場合もあります。
―最近の政府は黒星続きだ。
―警察はまたもや犯人を取り逃がし、黒星が続いている。
「黒星」の例文・用例
黒星を使った例文・用例を紹介します。
●黒星が先行している。
●横綱の黒星スタートで始まった波乱の場所だ。
SNSでの「黒星」の使われ方
<初日の様子>
幕内取組。
大栄翔 押し出し 朝乃山。
朝乃山は黒星スタート。#相撲#1月場所#初場所pic.twitter.com/XHXbQXrWE7— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 10, 2021
相撲録画観戦終わり
好きな関取が揃って黒星☹️錦富士、翠富士、照強
明日は良い結果がでますように。宝富士も期待してますよ‼️妙さまは大関相手に粘ったけど残念。明日以降に期待?
照ノ富士には驚いた?
どんだけ怪力なんだろ?
終盤も魅せて欲しいね— アセン冥王星?Pluto on the ascendant (@egztWgy3baqS22i) November 17, 2020
「黒星」の類義語
黒星の類義語は、「土が付く」です。
意味は、相撲で勝負に負けることです。相撲では負けると、負けた力士の体に土俵の土が付着することから、「土が付く」が「負け」を表すようになりました。寄り切りなどで、実際には負け力士に土が付着しないときでも、慣用的に「土が付く」と用いられます。
「黒星」の対義語・反意語
黒星の対義語は、「白星」「勝ち星」です。
意味は、相撲の勝ちのしるし「〇」のことです。星取表の白丸をさします。
転じて、手柄を立てることという意味もあります。