「横綱」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「横綱」の意味とは
横綱とは、大相撲の力士の格付け(番付)の中で最高位の称号です。
今の制度では横綱に降格はないことから、現役引退によってのみ横綱から降りることになります。
それだけに横綱となる力士には、地位にふさわしい品格や力量が要求されていると言えるでしょう。
大相撲の世界で横綱は、全ての力士を代表する存在で、同時に神の依り代であることの証ともされています。
そのため横綱の土俵入りは、病気や故障などの場合を除いて現役横綱の義務となるものです。
本場所では、横綱も幕内力士の一人として、15日間の取組が組まれます。
また、現役の大関力士が横綱の地位を狙い取組に挑むことを「綱取り」と呼んでおり、2人以上の力士が同時に横綱へと昇進した場合には、先に引退した方を先代として扱います。
「横綱」の語源
「横綱」は白麻製の綱の名称で、横綱だけが腰に締めることを許されることが語源となっていると言います。
「横綱」の別の表現
横綱は天下無双の意味を込めて「日下開山(ひのしたかいさん)」と呼ばれることもあります。
「横綱」が引退した場合
引退した横綱が日本国籍を持つ場合、年寄名跡のあるなしに関わらず、引退後5年間は現役時代の四股名のまま親方として協会に残る事ができます。
引退後1年を経過した時点からは、部屋の師匠の了承を得て部屋の新設も可能です。
また、優勝20回以上などの功績顕著の横綱の場合は、「一代年寄」として当該横綱一代に限り、四股名を用いた特別な年寄名跡が与えられます。
これまでの功績顕著の一代年寄は、大鵬、北の湖、貴乃花がいますが、千代の富士は本人の意向で一代年寄を辞退しました。
「横綱」土俵入り
横綱土俵入りは、現役横綱の特権であり責務です。
幕内力士から独立し、本場所の幕内取組前や巡業で行う土俵入りの儀式のことを言い、「片屋入り」と呼ばれる場合もあります。
現在は「雲龍型」と「不知火型」の二つの型が伝わっていますが、指導する親方や横綱によって個人差が見られます。
どの型においても「太刀持ち」「露払い」を従え、これを務める力士は同部屋もしくは同じ一門の、関脇以下の幕内力士から選ぶのが近年の慣例です。
「横綱」の例文・用例
横綱を使った例文・用例を紹介します。
●自分の予定では、勝ちまくって今頃は横綱になっている予定だった。
●あのお相撲さん、態度だけは横綱級だよね。
SNSでの「横綱」の使われ方
所属する「大相撲の発展を求める議員連盟」の総会に出席しました。
第62時代横綱大乃国の芝田山親方と語る機会があり、相撲界全般にわたる課題やコロナ対応についてお話を聞くことができました。 pic.twitter.com/6sZcfGa2fk— 松原仁(Jin Matsubara 衆議院議員 東京3区) (@matsubarajin731) April 7, 2021
第71代横綱
鶴竜力三郎✨ pic.twitter.com/TZhF5HmBYD
— まっつん (@Chanco_Mattun) April 11, 2021
「横綱」の類義語
横綱の類義語はありませんでした。
「横綱」の対義語・反意語
横綱の対義語・反意語はありませんでした。