「バックスクリーン」とは?意味と関連語、使い方もご紹介

「バックスクリーン」の意味とは

バックスクリーンとは、 ピッチャーが投げたボールがバッターとキャッチャー、審判から見えやすいよう、センターの後方に設けられた領域のことをいいます。

野球場に行くと、スコアボードの下には観客のいないエリアがあります。
これは、ピッチャーとバッターの対決やジャッジの妨げにならないように単色で統一させるために観客のいない状態が保たれています。
ボールが見えづらいと、打率や誤審への影響はもちろん、危険球へのリスクも高まります。

実は、バックスクリーンは公認規則ではありませんが、高校野球やプロ野球の試合では、必ずバックスクリーンが設けられています。
このように、選手が最高のコンディションで最高のパフォーマンスを発揮できるように、球場にはあらゆる配慮がされているのです。

バックスクリーンの色

プロ野球では、12球団それぞれの本拠地球場によって様々ですが、見えやすいように文字を入れない、バッターから見ると単色の壁のように見えることが特徴です。

・東京ドーム(読売ジャイアンツ)→深緑色
・神宮球場(東京ヤクルトスワローズ)→青色
・ZOZOマリンスタジアム(千葉ロッテマリーンズ)→黒色

バックスクリーンとスコアボード

日本の球場ではスコアボードの真下にバックスクリーンを配置しています。

そのため、スコアボードとバックスクリーンは本来別物ですが、スコアボードを含めてバックスクリーンと思っている人がとても多いです。

バックネット裏

バックネット裏は、バッターのすぐ後ろのバックネットのことを指します。
野球のテレビ中継を見ていると、バッターのすぐ後ろのバックネットを挟んで応援するファンの姿が見えます。
バックネット裏はピッチャーとバッターの真剣勝負を間近で見られる特等席です。
とはいえ、ピッチャーの視界に観客が被るとバッターほどではないですがリスクがあります。

  • ホームからバックネットまで一定の以上の距離をあける
  • バックネットのフェンスを高くする
  • バックネット下の関係者室をスモークガラスにする

このような対策が行われており、ピッチャーの安全を考えた設計となっています。

「バックスクリーン」の例文・用例

バックスクリーン

バックスクリーンを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

バックスクリーンから見るとアウトに見えます!
●安定のバックスクリーン3連発。

SNSでの「バックスクリーン」の使われ方

「バックスクリーン」の類義語

バックスクリーンの類義語はありませんでした。

「バックスクリーン」の対義語・反意語

バックスクリーンの対義語はありませんでした。