「CG達成率」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「CG達成率」の意味とは
CG達成率とは、ゲーム内のCGをどのくらい回収できたかを表す指標のことです。
別の言い方として「CG回収率」とも呼ばれます。
主にCG(コンピュータグラフィックス)を紙芝居のように切り替えながら物語が進む「ノベル形式のアドベンチャーゲーム」で用いられることが多いです。
この手のゲームジャンルは、シナリオの展開に応じて固有のCGが表示される仕様になっており、プレイヤーが全てのCGを見る(回収する)ためには、必然的に全てのシナリオをプレイする必要があります。
そのため「CG達成率=ゲームの攻略度」と認識されることが多く、またゲーム側が攻略度の指標としてCG達成率を採用している場合もあります。
また、シナリオ分岐のあるアドベンチャーゲームの場合、一度ゲームをクリアしただけではCG達成率100%になるとは限りません。
例えば、シナリオがAパターンとBパターンとに分かれており、またそれぞれ同じ数量のCGが割り当てられている場合、AパターンのシナリオのみクリアしてもCG達成率は50%です。
すなわち、CG達成率を100%にするには片方のパターンのシナリオをクリアしたら、もう一度ゲームをやり直して、残りのパターンも消化する必要があります。
もしも、残りのパターンを進めた結果ゲームオーバーであったとしても、固有のCGが割り当てられていればCG達成率の上昇に影響を及ぼします。
多くの場合、ゲーム作品のシナリオ分岐は上記のように単純ではなく、最初の分岐からさらに複数の分岐が続くため、CG達成率を100%にするのに膨大な時間を要するものもあります。
ただし、セーブ機能のあるゲームなら分岐時のデータを残しておけば、最初からゲームをやり直さなくても、効率よくシナリオを消化できます。
分岐方法はプレイヤーがクリックで選択できるものもあれば、物語のある時点までに特定のアイテムを揃えたり、特定のキャラクターの好感度を定められた数値まで高めておく等の条件を満たすことで、自動的に未到達のシナリオに入れるケースもあります。
後者のように、分岐方法を手探りで発見しなければいけないゲームにおいては、CG達成率が無ければ、どこまでシナリオを消化し切れているのか判断することが難しくなります。
ちなみに、「恋愛アドベンチャーゲーム」のような主要キャラクターごとに個別のシナリオを楽しめるゲームでは、キャラクター別にCG達成率をチェックできたり、回収済みのCGを後から振り返って閲覧できるシステムが搭載されていることが多いです。
「CG達成率」が攻略の指標となる主なゲーム作品
「CG達成率」が攻略の指標となるゲーム作品として、以下のタイトルが有名です。
・CLANNAD
・AIR
・リトルバスターズ
上記のようにCG達成率は、主に恋愛アドベンチャーゲームで用いられることが多いです。
「CG達成率」の例文・用例
CG達成率を使った例文・用例を紹介します。
●CG達成率80%だから、物語もそろそろ佳境だ。
●CG達成率100%じゃないということは、どこかの選択肢を見落としたということかな。
SNSでの「CG達成率」の使われ方
CG達成率100%…ああ、終わっちゃった。寂しいな。
— さざみ (@sazami) August 24, 2007
やっとジャコルート攻略。だがCG達成率が・・・・あれ?何が足りないんだ?
— アステラ集会エリア受付嬢 (@beelzebub_3) September 27, 2008
「CG達成率」の類義語
CG達成率の類義語は、「データ回収率」です。
データ回収率とは、「ゲーム内のデータをどのくらい回収できたか」を表す指標のことです。
データ回収率では、CGのほかに音楽や壁紙なども評価対象になります。
「CG達成率」の対義語・反意語
CG達成率の対義語・反意語はありませんでした。