「大器晩成(たいきばんせい)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「大器晩成」の意味とは

大器晩成(たいきばんせい)とは、偉大な人物は若いときには頭角を現さず、大成するのが遅いことを表す四字熟語です。「後に大成する」というポジティブな捉え方をすることや、「才能ある人物の評価を若いうちに下すのは早計だ」といった訓戒を込めて用いられることもあります。

「大器晩成」の語源

「大器」とは「大きな器」、転じて「偉大な人物」を意味します。「晩成」とは「遅くできあがること」、つまり「歳をとってからできあがること」を意味します。
「大器晩成」の出典は中国の古典「老子道徳経」で用いられた「大方無隅、大器晩成(大方は隅無く、大器は晩成す)」という表現であるとされています。これは「あまりに大きな方形は隅がないかのようであり、大きな器は完成が遅い」という意味で、特に人物について述べているわけではなく、また、「後に大成する」というポジティブな意味が込められているわけでもありませんでした。

「大器晩成」の英語表現

大器晩成を英語で表すと次のような表現になります。

・Great talents mature late./Great talents are slow in maturing.(大器晩成)
・a late developer [bloomer](大器晩成型の人)
[出典:プログレッシブ和英中辞典]

「大器晩成」の例文・用例

大器晩成

大器晩成を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●彼は大器晩成型だと思うよ。
●息子はきっと大器晩成するタイプだから、焦らずに見守ろう。

SNSでの「大器晩成」の使われ方

「大器晩成」の類義語

大器晩成の類義語は、「大才晩成」(たいさいばんせい)や「遅咲き」です。
どちらも意味は大器晩成と同様です。

「大器晩成」の対義語・反意語

大器晩成の対義語・反意語はありませんでした。

四字熟語

Posted by 亜樹南川