「漏出性胸水」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「漏出性胸水」の意味とは

漏出性胸水とは、肺の中の圧力が、血管内静水圧の増加もしくは血漿膠質浸透圧の減少によって障害が起きる病気という意味です。
代表的な疾患には「肝硬変」「ネフローゼ症候群」「うっ血性心不全」など、肺の病気以外が原因となっていることが多いのが特徴です。
胸水の色は、透明もしくは淡い黄色をしています。

「漏出性胸水」の症状

胸水が溜まると、咳や胸部の違和感が起き、胸水の量が増えると息苦しさを感じます。
壁側胸膜には知覚神経があるため、胸水が溜まることによって痛みを感じる事もあります。
胸水が少量であったり、貯留速度が遅い場合には、無症状の方もいます。
なお、心不全などでは足のむくみがあらわれることもあります。

「漏出性胸水」の治療

漏出性胸水は、原因となっている病気を治すことで軽快します。
溜まっている胸水が多い場合は、ドレーン管を胸壁から指し、持続的に胸水を抜き取ります。
急速に胸水を抜くと、肺水腫をきたす可能性があるため、時間をかけた廃液を行います。

「漏出性胸水」の例文・用例

漏出性胸水

漏出性胸水を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●滲出性胸水と漏出性胸水を取り違えて診断していた。
●高齢の母が、漏出性胸水で呼吸不全になったとのことでした。

SNSでの「漏出性胸水」の使われ方

「漏出性胸水」の類義語

漏出性胸水の類義語はありませんでした。

「漏出性胸水」の対義語・反意語

漏出性胸水の対義語・反意語はありませんでした。