「孟母三遷(もうぼさんせん)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「孟母三遷」の意味とは

孟母三遷(もうぼさんせん)とは、子どもは周囲の影響を受けやすいので、子どもの教育には、よい環境を選ぶことが大切であるということを表す四字熟語です。

「孟母三遷」の語源

「孟母三遷」の語源は、戦国時代中期の儒学者である孟子の母が、環境が及ぼす影響を恐れて、孟子の教育のために、墓地のそばから市場のそばへ、さらに学校のそばへと三度住居を移したという古い言い伝えによるものです。「孟母」は孟子の母、「三遷」は三度転居する、という意味です。

その出典は、女性の教訓書である「列女伝」の一節で、「孟母は初め墓地の近くに住んでいたが、孟子が葬式ごっこをするので、『ここは我が子が住むべきところではない』と言って市場のそばに引っ越した。すると今度は商売人のまねをして遊ぶので、『ここも我が子が住むべきところではない』と学校のそばに引っ越した。すると、孟子が嬉々として礼儀作法のまねをするようになったので、孟母は『こここそが我が子の住むべきところだ』といって、ついにここに住居を定めた」という趣旨の文章があります。

「孟母三遷」の英語表現

孟母三遷は英語でどのような表現になるでしょうか。

直訳すると次のようになります。
Mencius’ mother, three moves(孟母三遷)

意訳すると次のようになります。
the importance of creating an environment conducive to a child’s learning
(環境づくりの大切さが子どもの学びにつながる)

[出典:Weblio和英辞典]

「孟母三遷」の例文・用例

孟母三遷

孟母三遷を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●彼女は孟母三遷の教えから、教育熱心な家庭の多い地域へと引っ越した。
孟母三遷という言葉を信じて、子どもが目にするテレビ番組には気をつけている。

SNSでの「孟母三遷」の使われ方

「孟母三遷」の類義語

孟母三遷の類義語は、「慈母三遷(じぼさんせん)」、「孟母三居(もうぼさんきょ)」です。
いずれも意味は「孟母三遷」と同様です。「慈母」とは「子どもを大切に思う母親」を指します。

「孟母三遷」の対義語・反意語

孟母三遷の対義語・反意語は「慈母敗子(じぼはいし)」です。

「慈母敗子(じぼはいし)」とは、「教育は優しさだけではなく、時には厳しさが必要であること」を意味します。