「ドレッド」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ドレッド」の意味とは
ドレッドとは、縄のように絡まった細長の毛束・髪型のことです。
日本では「ドレッド」または「ドレッド・ヘア」という呼称で知られています。
「ドレッド・ヘア」は和製英語で、英語圏では「dreadlocks(ドレッドロックス)」と呼ばれています。
ただ単に「dread(ドレッド)」でも通用します。
主に、レゲエミュージシャンに好まれている髪型として有名です。
本来は、髪の毛に手入れを加えず、放置することによって自然に形成されていくものと言われています。
昨今では、クシで髪の毛を逆立てさせて絡ませる等の手法によって人工的に作り出すケースが多いです。
ただし、ドレッドに適した髪質ではない場合、髪の毛へのダメージが懸念されるため、美容院に相談するなど慎重に行うのが良いでしょう。
「ドレッド」の語源・由来
ドレッドは英語で「dread」と表記されます。
本来の意味は「恐れ」です。
ただし、英語で「恐れ」を意味する単語として一般的なのは「fear」です。
fearが様々な恐れに対して用いられるのに対して、dreadは「将来、起こる可能性のある不安や懸念」という特定の範囲を対象とします。
なぜ「恐れ」という意味になったのか、その由来には以下2つの説があります。
・敵に恐れられた東アフリカの戦士の髪型が「ドレッド」だったから
・古来「神への畏怖」を表す言葉だったから
このように元々「ドレッド」と呼ばれるものが存在し、それに対する「恐怖心」や「畏怖」が、現代の用法の由来と考えられます。
「ドレッド」の作り方
ドレッドを作る方法として、以下の3つのアプローチが一般的です。
・巻きが細かいカールから作る
・アフロから作る
・パーマから髪の毛を編み込む
編み込みが細かいドレッドを作りたい場合は、髪の毛を極細のロッドを使って巻きが細かいカールに施します。
一方、まずアフロの髪型にしてから髪の毛を編み込むことによって、太めの束状のドレッドを作り出すことができます。
あるいは、パーマからドレッドにすることも可能で、一度パーマを解いてから編み込むことによって、細かいドレッドから太めのドレッドまで様々なバリエーションに仕上げることができます。
ただし、各手法はそれぞれ最適な髪質があるため、美容室と相談しながら理想のスタイルに近づけていくと良いでしょう。
「ドレッド」の洗い方
細かく編み込まれたドレッドは、どのように洗髪するのが適切なのでしょうか?
毎回、毛束を解いて洗髪し、その度に美容室で直してもらうのでは、あまりに非効率です。
そのため、ドレッドは解かずに洗うのが基本です。
また、普通のヘアスタイルに使うようなシャンプーは使わずに、泡切れの良い「石けん」を使って洗髪します。
さらに、トリートメントやリンスなどもドレッドがゆるむ原因となるため、使わないのが無難です。
石けんを使って洗う際には「揉み洗い」をして、できるだけ形が崩れないように行います。
「ドレッド」の例文・用例
ドレッドを使った例文・用例を紹介します。
●インパクトのある髪型にしたかったのでドレッドに挑戦してみた。
●ドレッドの手入れが大変で、元に戻したい…。
SNSでの「ドレッド」の使われ方
ヴィエラのドレッドはジャスティス pic.twitter.com/Y9q1e00wtm
— ?Mars.L@-暁月の白髭-? (@gangstamars13) April 16, 2022
ドレッドにしてきたよ pic.twitter.com/qfem9lnfVG
— ??? (@tiara39mxxxi) April 18, 2022
「ドレッド」の類義語
ドレッドの類義語はありませんでした。
「ドレッド」の対義語・反意語
ドレッドの対義語・反意語はありませんでした。