「ラインテンション」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「ラインテンション」の意味とは

ラインテンションとは、釣り用語で糸の張り具合という意味です。

釣り用語で「ライン」は「釣り糸」を表します。

海や河川に投入された釣り糸は、リールや釣り竿を操作することによって、張ったり緩ませたりすることができます。

この時の釣り糸の張り具合が「ラインテンション」です。

「テンション」と省略される場合もあり、例えば糸を張った状態にすることを「テンションをかける」と言います。

一般的に、アタリ(※)を感じ取るにはラインテンションを張った状態にすることが重要だと考えられています。

(※アタリとは、魚が餌に食らい付く時の竿先やウキの反応のことです)

また、ラインテンションを張っておかないと、バイト時に瞬時にアワセ(※)ることが難しくなります。

(※アワセとは、アタリが出た時に魚にしっかり針が刺さるように釣竿を操作することです)

釣果を得るためには、基本的にラインテンションを張っている状態が望ましいと言えます。

バス釣りにおける「ラインテンション」

一般的な釣法では、ラインテンションを張ることが推奨されています。

しかし、必ずしも釣果に繋がるわけではなく、むしろ逆効果を生む可能性も指摘されています。

例えばバスフィッシングでは、テンションの上手なかけ方を知らない初心者の方が大きな魚が釣れやすいとも言われています。

一方、ここぞとばかりにラインテンションを張ってしまう上級者は、小物しか釣れない憂き目に遭う場合も少なくありません。

このような現象の理由として、テンションをかけた時に発生する「糸が水を切り裂く音」を魚が感じ取っているからではないか、との意見があります。

参考:https://creators.yahoo.co.jp/basszuriinstructor/0100104645

「今日は釣果がいまいち」という時には、あえてラインテンションを緩ませてみると状況を打開できるかもしれません。

「ラインテンション」に関連する釣り用語

ラインテンションに関連する釣り用語として、以下4点を挙げることができます。

・糸ふけ
・フリーフォール
・テンションフォール
・ゼロテンション

糸ふけ(いとふけ)とは、風や波によって道糸(※)が緩んでいる状態のことです。

(※道糸とは、リールまたは穂先から錘までのラインのことです。)

フリーフォールとは、ラインを張らないでルアーを投入するテクニックのことです。

テンションフォールとは、ラインを張った状態で餌ぎを投入するテクニックのことです。

ゼロテンションとは、錘が着底していて、穂先と仕掛けに負担がかかっていない状態のことです。

「ゼロ」という名称からラインにまったくテンションがかかっていない状態を連想しますが、実際には緩やかに張ります。

「ラインテンション」の例文・用例

ラインテンション

ラインテンションを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

ラインテンションを意識してアタリを待つ。
ラインテンションを緩めていたら、気づかない間に釣れていた。

SNSでの「ラインテンション」の使われ方

「ラインテンション」の類義語

ラインテンションの類義語はありませんでした。

「ラインテンション」の対義語・反意語

ラインテンションの対義語・反意語はありませんでした。