「アク禁」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「アク禁」の意味とは

アク禁とは、インターネットで一部のユーザーに対して、特定のデータへの通信接続を禁止することです。

「アクセス(通信接続)禁止」の略称です。

一般的に、ネット掲示板やウェブサイトにおいて、迷惑行為(荒らし)を行ったり、ルールを守らないユーザーによるアクセスを禁止または制限する行為を指します。

一方、会社や組織において、従業員が業務と関係のないウェブサイトを覗くことを禁止するケースもあります。

同様に、政府の干渉によって、国民が閲覧できるウェブサイトやデータが制限されている国もあります。

不正な利用者に対する「アク禁」

日常会話の中で「アク禁」と言った時、ネット掲示板やウェブサイトにおける「不正利用者に対するアクセス禁止」を指すことが多いです。

アク禁の対象となる不正は、主に以下のような行為です。

・誹謗中傷
・誤った情報の拡散
・なりすまし行為

これら一般的に不正と考えられる行為のほか、コミュニティによって特定の表現や話題を発言するユーザに対して規制が与えられるケースもあります。

基本的に初回から数回の規約違反に関しては、一定期間内のアク禁に留まることが多いです。

ただし、再三の警告を無視して規約違反を繰り返すと、期限無しのアク禁(またはアカウントのはく奪)を食らったりします。

あるいは、不正利用を防止する目的で(不正を行っている否かに関わらず)一時的に利用を差し止めるシステムが導入されているウェブサイトもあります。

例えば、ウェブ上で利用できる銀行口座などは、IDやパスワードを所定の回数間違えると、一定時間アクセスが禁止される場合があります。

これは、悪意のある第三者がパスワードの候補を大量に入力してログインを試みようとする不正をあらかじめ防ぐためのものです。

このように、利用者の権利を守る目的でアク禁が行われるケースも存在します。

従業員に対する「アク禁」

一部の企業や中央省庁では、業務中の従業員に対して、特定のウェブサイトやデータへのアクセスを禁止する場合があります。

業務とは関係のない行為を防止し、またウィルス感染や情報漏洩を防ぐ目的で行われます。

一方、あえてアクセス制限を行わず、アクセス履歴をチェックするケースもあります。

もし履歴に業務と関係の無いサイトの訪問記録や、情報漏洩の形跡が見つかれば、社内での評価を落としたり、最悪の場合、解雇される恐れがあります。

国民に対する「アク禁」

国民全体に特定のウェブサイトへのアク禁を敷いている国もあります。

例えば中華人民共和国では、政府や歴史に関する不都合な情報に国民がアクセスできないよう制限されています。

例えば「Google」や「Youtube」など上記のような情報が流通しているサービスにはアク禁が施されていたりします。

一方、他国のサービスが使えない分「百度」「WeChat」など、結果的に国内の企業を成長させる要因になったという側面もあります。

「アク禁」の例文・用例

アク禁

アク禁を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●NGワードを使ってアク禁を食らった。
アク禁にならないよう、パスワードに誤りが無いか確認しよう。

SNSでの「アク禁」の使われ方

「アク禁」の類義語

アク禁の類義語はありませんでした。

「アク禁」の対義語・反意語

アク禁の対義語・反意語はありませんでした。