「色煮」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「色煮」の意味とは

色煮とは、野菜類の色を損なわないように色鮮やかに仕上げた煮物のことです。

「色煮」の語源

野菜本来の「色」を損なわないように仕上げた「煮」物であるため、このように呼ばれています。

「色煮」の種類

野菜の色に応じて、さやえんどう・さやいんげん・ふき・青菜などは青煮、空豆や冬瓜などは翡翠煮(ひすいに)、茄子は瑠璃煮(るりに)、ゆり根・うど・れんこんなどは白煮(しろに・しらに・はくに)と呼ばれています。

「色煮」の調理法

低温の油で調理する、高温で短時間で調理する、煮すぎたり茹ですぎたりしないよう、さっと加熱した後氷水につける、鍋ごと冷水で急冷するなどの手法で色よく仕上げます。だし、塩や砂糖、白しょうゆ、みりんなどの色に響かない調味料で味付けするのもポイントです。

「色煮」の例文・用例

色煮を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●和食料理店でさまざまな野菜の色煮をいただいた。
色煮はヘルシーだし見た目も美しい。

SNSでの「色煮」の使われ方

「色煮」の類義語

色煮の類義語は「色出し」や「色出し煮」です。「色出し」とは、食材本来の色を引き立てるように調理することです。これは煮物に限らず、たとえば、茄子を下揚げする、茄子のぬか漬けを作るときに鉄製品を入れるなどの方法があります。
「色出し煮」とは、食材本来の色を引き立てて色よく煮た料理のことです。これは「色煮」と同様の意味です。

「色煮」の対義語・反意語

色煮の対義語・反意語はありませんでした。

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Posted by 亜樹南川