「仁義を切る」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2023-10-06

「仁義を切る」の意味とは

仁義を切るとは、何かをするにあたり、関連する部署や取引先に対し、一通り挨拶をしておくことという意味です。

仁義を切っておかないと、事後に何か起きた時に、「そんなこと聞いていない」「知らなかった」などと言われて大きな問題に発展しかねません。
しかし関係者にあらかじめ一言連絡を入れ挨拶をすることで、問題が起きても周りの人が把握していることから、大事に至る前に収束が可能になることがあります。

本来の「仁義を切る」の意味

「仁義を切る」はもともと、任侠、博打、渡世人、テキヤなどが、初対面で交わす独特の形式の挨拶をすることを表した言葉です。
それが転じて、「一通り挨拶をすること」という意味合いになりました。

「仁義を切る」の注意事項

近年、「仁義を切る」という言葉の意味合いとして、「面倒だが、円滑に進めるためには仕方がないのでやっておく」というニュアンスが含まれるようになっています。
もともとはばくち打ちの間で使われていた言葉でもあるため、相手次第で別の言葉に置き換えて使う予報が無難な場合もあります。

「仁義を切る」の例文・用例

仁義を切るを使った例文・用例を紹介します。

SNSでの「仁義を切る」の使われ方

大師匠の桂米丸師匠へ新年の御挨拶。すこぶるお元気な今年で９５歳。

「私の新作落語を許可なく勝手にやっている芸人がいる」とご立腹でした。仁義を切る、筋を通す事は芸界の常識です。やるのであれば米丸師匠に稽古を。 pic.twitter.com/miTt3WHNK0

— 三代目 桂枝太郎 (@Edataro_Katsura) January 2, 2020

仕事でよく使う、鉛筆舐め舐めや仁義を切るの意味が若手は分からないと言う記事を見て、確かに普段は使わないなあとハッとしてしまいました。
そう言えば前にひな形の意味が若手に通じない事もあったので、分かりやすい表現も考えないといけないかも。
北斗の拳は2月も皆勤。ただ3時間残業で短めですが pic.twitter.com/KksJ8zXyn6

— てるひこ (Teruhiko) (@54XAnNiWJGlwiwP) February 28, 2023

「仁義を切る」の類義語

仁義を切るの類義語は「挨拶する」「筋を通す」「礼を尽くす」「敬意を払う」などがあります。

「仁義を切る」の対義語・反意語

仁義を切るの対義語・反意語はありませんでした。