「脳筋」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-07-31

「脳筋」の意味とは

脳筋とは、脳みそが筋肉、または脳みそまで筋肉という意味です。

脳筋は主に、知力には欠けるが体力には自信があるという人物や性格を表す言葉です。

脳筋という言葉が使われる場合「体力しか能がない馬鹿」、「頭の中まで筋肉になってしまっていて考える能力がない」という侮蔑の意味が込められることが多く、軽々しく人に向かって使うと相手の気分を害することがあるので注意が必要です。

しかしゲームや物語に登場する脳筋は、体力を武器に後先考えず仲間を助けたりします。

そうした計算なしで行動できる純粋さや、奔放で明るいキャラで愛される傾向もあります。

また脳筋は頭脳明晰な参謀タイプのキャラと組むことにより、その力が最大限に発揮され大きな戦力となることがあります。

脳筋の特徴

  • 考えるより先に体が動く
  • 物事を大局的に捉えて作戦を立てることができない
  • 今見えているものが全てだと思っている
  • 攻撃は最大の防御だと信じて突っ込む
  • 体力、筋力さえつけていれば何も心配はないと考えている
  • 駆け引きや計算が苦手で、それをすることすら諦めている

有名な脳筋キャラの紹介

有名な脳筋キャラは以下が挙げられます。

  • ビスケット・オリバ(グラップラー刃牙)
  • キン肉スグル(キン肉マン)
  • 戸愚呂弟(幽遊白書)
  • アレックス・ルイ・アームストロング(鋼の錬金術師)
  • 張飛(三国志)

また、2007年頃にゲームを通して脳の筋肉を鍛える「脳筋」というゲームが流行りました。

この場合の脳筋は「脳の筋肉を鍛える(勉強する)→頭の良い人」という意味で使われ、上記で説明した脳筋とは違う意味を表します。

「脳筋」の語源

脳筋の語源はありません。

しかし、英語においても脳筋と同じ意味を持つ「musclebrain」「meatbrain」があります。

こちらも日本語の「脳筋」と同じで侮蔑の意味があるので使用には注意が必要です。

「脳筋」の例文・用例

脳筋を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●計画通りに進めていたゲームの終盤戦で脳筋が余計なことをしたお陰で、これまでの努力が水の泡になった。

脳筋のアイツに難しいことを言っても理解できるはずがないよ。

●体育会系のクラブに所属している人全員が脳筋だと思わないで欲しい。

●ただの脳筋だと侮っていたが実際は違ったようだ。

SNSでの「脳筋」の使われ方

「脳筋」の類義語

脳筋の類義語はありませんでした。

「脳筋」の対義語・反意語

脳筋の対義語・反意語はありませんでした。