「ベンチャーキャピタル」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ベンチャーキャピタル」の意味とは
ベンチャーキャピタルとは、将来性のあるベンチャービジネスに投資を行なう団体や個人、またはその資本そのものという意味です。
「ベンチャーキャピタル」の語源
ベンチャーキャピタルの語源は、英語の「venture capital」です。
「venture」は「冒険」「投機」、「capital」は「資本」という意味で、「venture capital」で「冒険資本」「危険負担資本」という意味になります。
「ベンチャーキャピタル」の特徴
ベンチャービジネスの設立段階から株式公開に至るまでの期間に投資し、場合によってはさまざまな経営サービスを提供します。アイディアのみの段階から事業資金を提供し、事業の立ち上げをサポートするということです。
設立・初期段階のベンチャービジネスへの投資は大きなリスクを伴うため、投資にあたってはリスクをカバーできるだけのリターンが得られるように、提供先の株式公開の際、株式を売却して利益を上げることが多いです。
金融機関系や証券系が中心でしたが、最近は一般の事業会社やコンサルタント会社なども、ベンチャーキャピタルになるケースが増えています。
日本の「ベンチャーキャピタル」
日本でのベンチャーキャピタルの設立は、ベンチャービジネスの興隆とともに、これまでに何度かブームになってきました。
日本ではじめてベンチャーキャピタルが登場したのは1963年で、政府の特殊法である中小企業投資育成会社法に基づいて、特殊法人の中小企業投資育成会社が東京・名古屋・大阪に設立されました。この3社はベンチャーキャピタルの草分け的存在であると言われています。
1970年代の第1次ブームを経て、80年代前半に第2次ブーム、90年代半ばに第3次ブームを迎えました。第4次ブームは99年から2000年にかけてのITブームとともに到来しました。
「ベンチャーキャピタル」の英語表現
英語では「venture capital」と表現します。
―Venture capital companies have increased investment in start-up businesses.(ベンチャーキャピタルが創業間もない企業への投資を増やしている。)
「ベンチャーキャピタル」のハンズオン
ベンチャーキャピタルの多くは、投資するベンチャー企業の経営に深くコミットすることが多くなります。
これを「ベンチャーキャピタルのハンズオン」といいます。
「ベンチャーキャピタル」の例文・用例
ベンチャーキャピタルを使った例文・用例を紹介します。
●ベンチャーキャピタルの動向を注視する。
●政府系のベンチャーキャピタルが設立された。
SNSでの「ベンチャーキャピタル」の使われ方
VAZの森社長退任か…そりゃそうだよな…ベンチャーキャピタルから出資された雇われ社長の身でよくここまで頑張った…責任にも圧にも耐えて耐えて上からの指示に従って社長なのに働きまくって本当に世の中いつも闇。世間に流れる情報は氷山の一角にしか過ぎない。(※普通にサラッと爆弾投下
— らーくんの相互垢 (@8_Lakun_2nd) October 28, 2020
エジルがサンフランシスコに拠点を置くベンチャーキャピタルに戦略アドバイザーとして加わったそうです。フラミニと二人で世界を変える気かもしれない。 https://t.co/eBBcKNmbbx
— 山中拓磨(Takuma Yamanaka) (@gern3137) November 2, 2020
「ベンチャーキャピタル」の類義語
ベンチャーキャピタルの類義語はありませんでした。
「ベンチャーキャピタル」の対義語・反意語
ベンチャーキャピタルの対義語・反意語はありませんでした。