「夏場所」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「夏場所」の意味とは
夏場所とは、大相撲で5月に行われる本場所のことです。
本場所というのは力士の番付を決めるために行う興行のことを言い、年6回開催されます。
夏場所は通常、東京・墨田区にある両国国技館で行われます。
本場所以外の大相撲の興行は、本場所が行われない地方へ出向き相撲の試合を披露する「地方巡業」や、海外へ赴き日本の伝統国技として相撲の取り組みを行う「海外公演」や「海外巡業」といったものがあります。
「夏場所」が話題になった出来事
夏場所が話題になった出来事をいくつかご紹介します。
小泉元首相の「感動したっ!」
2001年の夏場所は当時の横綱・貴乃花が優勝し、就任直後の小泉元首相が総理大臣杯の授与を行う際「痛みに耐えてよく頑張った!感動したっ!おめでとう!」と労い、この「感動したっ!」という言葉はその年の流行語となりました。
技量審査場所
2011年は、2月に発覚した八百長事件を受け、通常の興行としての本場所は行わず「技量審査場所」として開催し、観客に無料公開されました。
新型コロナウィルスによる中止
2020年の夏場所は、新型コロナウィルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言を受け、中止となりました。本場所が中止になるのは3回目で、1回目は戦争で被災した国技館の修理による中止、2回目は2011年の八百長問題による春場所の中止になります。
「夏場所」の例文・用例
夏場所を使った例文・用例を紹介します。
●今年は夏場所が中止になってしまって寂しいね。
●来年の夏場所では、どの力士が優勝するかなぁ。
SNSでの「夏場所」の使われ方
2015年夏場所の、照ノ富士関からある優勝額。古い方から西→正面と見ていって、東のこの御嶽海関(18年名古屋場所)から、景色がガラッと変わる。 pic.twitter.com/uqMyvl2lFm
— 大谷翔太(スポーツ報知) (@hochi_otani) November 10, 2020
東幕下筆頭の貴源治が苦しみながらも、十両優勝を果たした昨年夏場所以来7場所ぶりの勝ち越し。1場所での十両復帰を確実にした?
今場所もダメかと思ったけどよく粘ったな。ここから巻き返しだ!
— ひらっち (@SIOeotXhJK2flFz) September 25, 2020
「夏場所」の類義語
夏場所の類義語は、「五月場所」です。
本来「夏場所」というのは通称で、正式名称がこの「五月場所」になります。
「夏場所」の対義語・反意語
夏場所の対義語は、「秋場所」です。
こちらは9月に両国国技館で行われる本場所のことです。
この他にも「初場所」「春場所(大阪場所)」「名古屋場所」「九州場所」が行われています。