「マクロビオティック」とは?意味と例文が3秒でわかる!
- 1. 「マクロビオティック」の意味とは
- 2. 「マクロビオティック」の語源
- 3. 「マクロビオティック」の特徴
- 4. 「マクロビオティック」の普及の背景
- 5. 「マクロビオティック」の英語表現
- 6. 「マクロビオティック」の表現の広がり
- 7. 「マクロビオティック」の3つのキーワード
- 8. 「マクロビオティック」という言葉はいつから使われている?
- 9. 「マクロビオティック」は何から始めればいい?
- 10. 「マクロビオティック」と「菜食主義」「ビーガン」のちがい
- 11. 「マクロビオティック」の例文・用例
- 12. SNSでの「マクロビオティック」の使われ方
- 13. 「マクロビオティック」の類義語
- 14. 「マクロビオティック」の対義語・反意語
「マクロビオティック」の意味とは
マクロビオティックとは、玄米食を中心に、旬の野菜などその土地と季節に合わせた食品をバランスよく食べる健康法の一つです。日本語では「禅式長寿法」と呼ばれたりもします。
「マクロビオティック」の語源
マクロビオティックは「マクロ」と「ビオティック」の合成語です。
語源は、古代ギリシャ語の「マクロビオス」で、「健康による長寿」「偉大な生命」といった意味をもちます。
「マクロビオティック」の特徴
「マクロ(MACRO)」は「大きい」「長い」、「ビオ(BIO)」は「生命」、「ティック(TIQUE)」は「○○術」「○○学」を表し、「マクロビオティック」で「長い生命のための術」または「大きな視野で生命を見る術」つまり、「長生きのための理論」や「広い視野で生命を見つめる術」という意味になります。
生命のことを考え、長寿のための方法として考えられているのがマクロビオティックです。
「マクロビオティック」の普及の背景
1970年代の欧米で、肉食中心の食生活を見直す機運が高まり、マクロビオティックの考え方が普及しました。
アメリカでは300万人以上が取り入れているとされ、マドンナやトム・クルーズも実践していることで有名です。
「マクロビオティック」の英語表現
英語では「microbiotic」と表現します。
英語が語源とも思われがちですが、日本人が考案した健康法を、海外でも普及していくにあたって、造語として「microbiotic」が作られました。
「マクロビオティック」の表現の広がり
マクロビオティックは、「マクロビ」と略称で呼ばれたり、「禅式長寿法」と日本語的に表現されたり、さまざまな表現法があります。ほかに、「玄米菜食」「穀物菜食」「自然食」「食養」「正食」「マクロ」「マクロバイオティック」などの呼び方があります。
マクロビオティックを実践している人を、「マクロビアン」「穀菜人(こくさいじん)」と呼ぶこともあります。
「マクロビオティック」の3つのキーワード
マクロビオティックには次の3つのキーワードがあります。
身土不二(しんどふじ)
身体(身)と環境(土)は切り離せない(不二)という意味で、人が健康に暮らしていくには、その土地のその季節に合ったものを食べることが大切という考え方です。
一物全体(いちぶつぜんたい)
文字通り、一つの物を丸ごと全体食べるという意味で、野菜であれば、皮や根、種も含めてすべて食べましょうという考え方です。
陰陽調和(いんようちょうわ)
東洋の伝統的な世界観で、食べ物にあてはめると、体を締めたり冷やしたりするものは「陰性」、反対に体を緩めたり温めたりするものは「陽性」という分け方があります。
暑い季節には陰性の食べ物を摂り、寒い季節には陽性の食べ物を摂ることで、陰陽のバランスが保たれ調和がとれるという考え方です。
「マクロビオティック」という言葉はいつから使われている?
マクロビオティックを始めたのは日本人の桜沢如一(わくらざわゆきかず)という人物です。海外ではジョージ・オーサワとして知られ、明治時代に食医と呼ばれた石塚左玄(1851-1909)が考案した食養生に中国の易の陰陽論、そして現代科学とを明確に結び付け、マクロビオティックの思想とその実践方法の普及に努めました。
1928年に桜沢如一が行なった講習会が、マクロビオティックが一つの思想として始まるきっかけとなりました。
「マクロビオティック」は何から始めればいい?
マクロビオティックの実践は「食」から始められることが多いようです。
3つのキーワード「身土不二」「一物全体」「陰陽調和」にのっとって、下記のようなことから始めてみてはどうでしょうか。
・その土地、その季節に合った伝統食(日本では和食)を食べる。
・その土地で採れたものを食べる。
・旬のものを食べる。
・皮つき、根っこつきで食べる。
・玄米を主食にする。
・砂糖を使わない。
「マクロビオティック」と「菜食主義」「ビーガン」のちがい
菜食主義は、肉や魚を食べず、野菜などの植物性の食品を食べることを基本とします。
ビーガンは、動物性のものの一切を避ける完全菜食主義で、食生活だけでなく衣服もウールや羽毛などの動物由来のものを着ないなどの生活信条を掲げています。
マクロビオティックと似ているようですが、マクロビオティックはあくまで自身の身体のことを考え、長生きをするにはどうすればよいかという考え方が根底にあります。
「マクロビオティック」の例文・用例
マクロビオティックを使った例文・用例を紹介します。
●マクロビオティックに共感!食生活を変えようと思う。
●マクロビオティックを実践しています!
SNSでの「マクロビオティック」の使われ方
本日のlunch
マクロビオティックお弁当?
健康?
頂きます?✨ pic.twitter.com/wqVexJBw6b
— ひろ?(ぴろ)BC 2年生 (@hiro0901v) November 19, 2020
土蔵を改装したマクロビのお店?
季節ごとに訪れています?
今日もココロとカラダ、癒されました???#マクロビオティック#土蔵#ランチ#helloagainpic.twitter.com/C2LsZok3ws
— やや (@5cKA5jIHpKQrHVa) November 21, 2020
「マクロビオティック」の類義語
マクロビオティックの類義語はありませんでした。
「マクロビオティック」の対義語・反意語
マクロビオティックの対義語・反意語はありませんでした。