「菜種油」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「菜種油」の意味とは
菜種油とは、アブラナの種子から採取した植物油脂という意味です。日本では古くから食用として重用されています。
「菜種油」の特徴
菜種油は、セイヨウアブラナの種子から採取される植物油のことです。天ぷらに使うと独特の風味があり、日本をはじめ東アジアの国々で古来から食用とされてきました。
日本においては、食用油の全生産量の約6割を占めています。世界においては、パーム油、大豆油に次いで3番目に多く生産、消費されているメジャーな油です。
「菜種油」の健康効果
菜種油は、さまざまな健康効果のある植物油です。
抗酸化作用により活性酸素の攻撃を抑制、がんや生活習慣病を予防
菜種油に多く含まれるオレイン酸には抗酸化作用があり、活性酸素の攻撃を抑制してくれます。
そのため、アンチエイジング効果や、がんや生活習慣病を予防する働きがあります。
コレステロール値を下げ、動脈硬化を予防
オレイン酸には、善玉コレステロールは減らさずに、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らす効果があります。
血管を強化し血行をスムーズに、心筋梗塞や脳卒中などの予防
菜種油の60%以上を占めているオレイン酸は、心筋梗塞のリスクを低減させる効果があります。
また、脳卒中や心筋梗塞の原因の一つになる悪玉コレステロールの値を下げる効果もあると言われています。
「菜種油」の3つの特徴
菜種油には以下の3つの特徴があります。
酸化しにくい
菜種油は、熱への耐性が強く、高温になっても、酸化しにくい性質を持っています。そのため、天ぷらなどをサクッとした食感に揚げることができます。
サラダ油の代わりに使うことができる
サラダ油に代用でき、揚げ物以外の料理にも使うことができます。サラダのドレッシングに用いたり、魚介類と一緒にマリネしたり、お菓子作りに用いたりできます。
独特の風味がある
「香ばしさ」や「独特の香り」が強い菜種油もあり、オリーブオイルのようにパンにつけて食べたり、ドレッシングとして使ったりできます。
「菜種油」の英語表現
「菜種油」は英語で「canola oil」や「rapeseed oil」と言います。
「canola oil」は「キャノーラ油」と同じ意味です。「菜種」は英語で「rapeseed」、「油」は英語で「oil」と言います。
―When cooking, I use domestically produced rapeseed oil.(料理をする時に国産の菜種油を使って調理しています。)
―Canola oil can be used when making various dishes.(様々な料理を作る時に菜種油が使えます。)
「菜種油」の例文・用例
菜種油を使った例文・用例を紹介します。
●菜種油はバターやサラダ油の代わりに使えて本当に便利!
●菜種油は健康にいい油だよ。
SNSでの「菜種油」の使われ方
今日のおやつ?
マドレーヌ風のカップケーキ?
バターの代わりに菜種油で焼きました? pic.twitter.com/du8LT48h3z— sonyo (@MskTkw) January 4, 2021
昔住んでた地域に手作りクッキー屋さんがあって、週2、3くらいで通ってた。菜種油で作られてたから、一口で「バタぁー」ってくるズドンとした味じゃなくて、ホロホロした素朴な味だった。
食べログ見ても、もう出てこないから閉店したのかなー。また食べたい。— ぽん®︎(22w〜30w入院中) (@nnnkakan) December 28, 2020
「菜種油」の類義語
菜種油の類義語はありませんでした。
「菜種油」の対義語・反意語
菜種油の対義語・反意語はありませんでした。