「NNT」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「NNT」の意味とは

NNTとは、学生が就職活動中にどの企業からも内定がもらえない状態を示す 言葉です。
日本語で表すと「無い内定」となり、SNSなど、インターネットで使われるネットスラングです。
就職が決まらない自分に落ち込むことがないよう、さらりと言い流せる言葉として多くの就活生に使われました。

「NNT」の語源

NNTの語源は、「無い内定」です。

「NNT」が辿る道

NNTの状態で卒業すると、このような進路が待ち受けています。

フリーターかニートになる

フリーターとは、正社員や正規職員とならず、アルバイトやパートで生計を立てる人のことです。
正社員と比べ社会的な地位が低いなどのデメリットがあります。

就職先を探し続ける

「就職浪人」とは、学校は卒業し、新卒扱いではなく「既卒」として就職活動を続けることです。
この場合在学していないので学費がかからず、時間もたっぷりある点はメリットですが、新卒扱いとならないことがデメリットとなります。
これに対し卒業せずに留年し、就職活動をする場合は「就職留年」と表現します。
新卒扱いであることは大きなメリットとなりますが、学費がかかることがデメリットです。

大学院に進学する。旅をするなど、就職しない選択をする

就職したくない人、就職する必要がない人もいます。
しかしそういった人は、そもそもNNTを意識する必要がありません。

「NNT」で落ち込まないために

NNTの状態が続くと、人間は自信を無くしていきます。
自分はダメな人間だ、世の中にとって必要ではない人間だ…などと考えてしまう人もいますが、その必要はありません。
なぜなら、もし仮にダメな人間だったとしても就職できることはあるのです。
むしろ能力以前に就活力が高い人間が存在することが、NNTをひきおこしているのかもしれません。
NNTが続いているのはたまたまそのようになっているだけで、自分には原因がないことの方が多いものです。

「NNT」になったら

もしNNTになってしまった時は、以下のような取り組みをしておきましょう。

面接の準備をしっかりする

面接とは、じかに自分を知ってもらう最大のチャンスです。
話す内容や話し方、目を見ているか、自分の言葉で伝えられるかなど、再度チェックしてみましょう。
簡単なことで印象は大きく変わります。

就活イベントに積極的に参加する

就活イベントでは、一度に複数の企業の説明を受けることができます。
選考にも参加できることが多いですので、内定をもらえるチャンスがアップします。

自分のやりたいことの軸を見直す

その会社に入社を希望するのはなぜか、入社したら何をしたいかなどは、自分を掘り下げて考えていくことではっきりしていきます。
そこを軽んじると、面接を受けてもブレが起き、面接官にも伝わってしまいます。
自己分析には十分に時間をかけましょう。

就活エージェントを活用する

就活エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが個別でサポートをしてくれます。
相談にも乗ってもらえて、個人に合った面接対策などもフォローしてくれますので、積極的に活用しましょう。

「NNT」の例文・用例

NNT

NNTを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●お祈りメールが来た…またNNT継続決定。
NNTだけは困る…何とかして一社決めたいところだ。

SNSでの「NNT」の使われ方

「NNT」の類義語

NNTの類義語は、「就活難民」です。
意味は、就職先が決まらないまま年度を持ち越してしまう人たちを指します。

「NNT」の対義語・反意語

NNTの対義語・反意語はありませんでした。